拙ライブドアブログの人気記事。芥川賞に関する懸念。
ライブドアブログで複数のブログを作っています。
放置気味になることもあり、アクセス数も当ブログに比べると少ないのですが、当ブログから特定のカテゴリを取り出したブログということもあって、アクセスしたい記事以外のよけいな(?)記事が出て来ないこともあるからか、利用してくださるかたもあるようです。
サイドバーに設置できる「人気記事」のブログパーツを利用してみました。当ブログのサイドバーにも拙ブログ内の人気記事ランキングを設置しているのですが、比較してみると、閲覧者の好みの違いがわかるようで、面白いと思いました。
「文学界にかんする考察」の1位は最近書いたばかりの記事です。どうせ検索しても出て来ないだろうと思ったのですが、「又吉直樹 冒頭」でググったら、8番目に出てきました。20:00ごろの話です。
ついでに少し調べてみると、又吉直樹『火花』が今夏の読書感想文の題材として中高生に選ばれているという記事を閲覧しました。
わたしはサイト「文藝春秋 BOOKS」での立ち読みしかしていないのですが、作品のあちこちから引用したり、あらすじを紹介したりしている記事を閲覧する限りでは、中学生には早いように感じました。
中高校生には、良心的な文学者が注意深く、その時期に読むにふさわしい作品を選んであげる必要があるのではないでしょうか。
読書量の多い生徒が読むぶんには、あれこれ読むうちに自然にバランスがとれていくこともあると思うので、それほど心配しないのですが、めったに読まないのに読むとなると、よくも悪くもそれが長く記憶に残りやすいでしょうから、文章のしっかりした、明るさのある、自然に教養を身につけさせてくれるような作品のほうがいいように個人的には思いますが、如何でしょうか。
はっきりいって、『火花』は冒頭の文章だけからも、国語教育の一環としての読書感想文ということであれば、失格ですよ。
読書慣れした大人が趣味として読む場合とは、状況が異なるのです。
今回の芥川賞受賞作品に限りません。なぜか、おかしな日本語を使った作品が選ばれる傾向にあります。わたしが「芥川賞」のカテゴリーを設置したときは既にそうでした。
文学的潮流とは別のところで、作為的に仕組まれているかのようです。わたしの杞憂にすぎないのであればいいのですが。
話が逸れていまいました。拙ライブドアブログの現時点での人気記事を以下に紹介します。
☆「文学界にかんする考察」人気記事
- 2015年07月20日
立ち読みで窺えた又吉直樹の才能、しかし『火花』の冒頭は文章としておかしい
http://blog.livedoor.jp/du105miel-vivre/archives/65781709.html - 2013年04月25日
賞ゼロ次止まりの拙児童文学作品を、受賞作品と環境比較してみる
http://blog.livedoor.jp/du105miel-vivre/archives/65713668.html - 2015年05月22日
【拡散希望】「**王女を慰安婦にしよう」という韓国ネット新聞の記事と、歴史認識(21日に追記1、22日に追記2、6月9に追記3、7月21日に追記4あり)
http://blog.livedoor.jp/du105miel-vivre/archives/65776514.html - 2013年07月29日
高校生の読書感想文に「短い」よい本……うーん。
http://blog.livedoor.jp/du105miel-vivre/archives/65723492.html - 2015年06月10日
(南京事件の)松井石根陸軍大将の魅力的なお写真と、中国で出回っているという偽物らしき写真
http://blog.livedoor.jp/du105miel-vivre/archives/65777687.html
☆「マダムNのエッセー集」人気記事
- 2012年11月06日
SF作品としても読ませる「2062年から来た未来人の予言」
http://blog.livedoor.jp/du105miel-essay/archives/9070283.html - 2012年06月09日
メアリー・スチュアートのデスマスク、刺繍、詩
http://blog.livedoor.jp/du105miel-essay/archives/9070267.html - 2010年06月02日
『テレプシコーラ』の千花から連想した『アルゴノオト』の井亀あおい
http://blog.livedoor.jp/du105miel-essay/archives/9070154.html - 2010年06月13日
イングマール・ベルイマンの『ある結婚の情景』について、少しだけ
http://blog.livedoor.jp/du105miel-essay/archives/9070186.html - 2010年08月15日
「世界の名作図書館」全52巻(講談社、1966-70) - 収録作品一覧
http://blog.livedoor.jp/du105miel-essay/archives/9070211.html
☆「マダムNの神秘主義的備忘録」人気記事
- 2008年10月04日
バルザックと神秘主義と現代 そのⅠ
http://blog.livedoor.jp/du105miel-mystere/archives/1005252287.html - 2010年03月15日
『ピスティス・ソフィア』におけるマリアの恐れ
http://blog.livedoor.jp/du105miel-mystere/archives/1005252315.html
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