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2015年6月 2日 (火)

年金情報流出。安保法制と中国の人工島(上念氏、富坂氏)。欧州の中国依存症(河添氏)。ユダヤ陰謀論の誤り(内藤氏)。

昨日は終わりの1時間程度しか、国会中継を視聴できなかった。共産党の穀田恵二議員がお題目ばかり並べるのに苛々していたら、年金情報が流出したとのテロップが流れ、唖然。

機密情報を扱うパソコンで外部との接触が普通にできたなんて。独立した専用のネットワークでやっているものだとばかり思い込んでいた……

そのうえ、それで自由にメールを遣り取りしていただけでなく、今じゃ一般人のプライベートなメールボックスに届いたものでさえ警戒の対象となる添付ファイルを脳天気に開き……

意図的だろう、そう思いたくなるずさんさだ。

そういえば、「消えた年金問題」なんてのもあったけ……絶句。

先の国会中継の話に戻ると、共産党の穀田恵二議員がお題目ばかり並べていたのは、当然意図的だったに違いない。

なぜ今、国会で安保法制やらなくてはならないのか、上念司氏(経済評論家)がわかりやすく解説している動画を見つけた。「おはよう寺ちゃん活動中!」2015年.6月1日。

以下の動画では、富坂聰氏(ジャーナリスト、ノンフィクション作家、拓殖大学教授)がアメリカの海洋国家としての側面に注意を促し、中国が急ピッチで進める南沙諸島人工島に対して、なぜアメリカが猛反発するのか、解説している。「あさラジ」2015年5月26日。

中国が主導する「アジアインフラ投資銀行」(AIIB)にヨーロッパ勢が雪崩れ込んだのがわたしには異様に思え、その心理がわからなかったのだが、河添恵子氏(ノンフィクション作家、株式会社ケイ・ユニバーサルプランニング代表取締役)がわかりやすく解説している動画が公開されていた。

まだヨーロッパ勢は中国の正体をわかっていない――痛い目に遭っていない――ところがあるが、ただ彼らは日本人ほど甘い人々ではないそうで。

以上の河添氏出演の動画は「チャンネルくらら」から配信されているのだが、内藤陽介氏(元東京大学文学部イスラム学科教官)による「きちんと学ぼう!ユダヤと世界史:ユダヤ陰謀論を叱る」シリーズも興味深い。

以下は第1回(2015年4月1日)。

児童小説『不思議な接着剤』の下調べで、ユダヤの歴史に踏み込まざるをえなくなった(ノート)。

昔、学研のオカルト雑誌『ムー』でユダヤ陰謀論を読み、わくわくしたものだったが、哲学書を乱読するようになり、さらには神秘主義に惹かれるようになると、それらで断片的に触れる情報からユダヤ陰謀論に疑問を抱くようになり、距離を置くようになった。

まだ第1回を視聴しただけなので、これからどういう話を聴けるのか、楽しみだ。花山院萬子媛をモデルとした歴史短編の下調べの合間に視聴しようと思う。

アメリカの三大財閥――ロックフェラー、メロン、モルガン(あるいはデュポン)――に「ユダヤ系」はいないという事実は、第1回を視聴して知った。

2016年5月24日に追記:

ユダヤ系財閥ロスチャイルド家については→https://youtu.be/1UPorwVHoPc

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