57歳になりました。リルケの『薔薇』。
大威張りで、57歳になったことを一般公開するわたしって……
でも、57歳になって本当に嬉しかったのですよ。サビアンの年齢域が移ったので。松村潔氏の本では土星の年齢域が56歳からと57歳からになっているのがあって、57歳にならないと安心できませんでした。
というのも、木星の年齢域のサビアンシンボルに漂っていたシビアなムードに合った、思ってもみなかったような種類の極限体験、喪失体験が中年のわたしを次々と襲い、早くこの年齢域を脱したいと思わずにいられなかったのでした。
ペガサスの物語を書くために、馬に乗りに行ったあたりから、思いがけないことに馬に夢中になり、わたしの土星のサビアンシンボルが馬と関係のあるもので、そのあたりから霧が晴れたように明るいムードが漂い始めました。
息子が贈ってくれたプリザーブドフラワーです。
2~3年、持つそうです。リルケの『薔薇』を思い出します。
ライナー・マリア・リルケ 『薔薇』(山崎栄治訳、人文書院、1953年)は名訳です。
これはアマゾン検索でも出てきませんでしたが、わたしは『新潮世界文学32 リルケ』(1971年)で読みました。その本は現時点で、中古がアマゾンに出ています。
新潮世界文学 32 リルケ (32)マルテの手記・神さまの話・エーヴァルト・トラギー・美術論・小品・詩
詩がお好きな方は、前掲の中古本か、図書館ででもぜひ、読んでみてください。
造花とは異なる繊細さがあります。
娘が仕事帰りに買ってきてくれた二つのプチ花束。
これはまだ袋に入っているところ。包装を解き、同じジャムの空き瓶2個に挿しています。うちにある口の小さな花瓶は安定が悪いので、洒落たジャムの空き瓶に挿してみたら、これがぴったりでした。
春の野原の縮小版が運ばれてきたかのようです。
年齢がいくほどに、花の贈り物が嬉しくなります。若いころは花より団子でしたが。プリザーブドフラワーの薔薇も、二つのプチ花束も、本当にありがたく思いました。
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