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2014年11月 2日 (日)

いやーん、タバコ病、キタ━(((((っ・ω・)っo((・ω・))oc(・ω・c))))))━ !!!

さあ、これから初の歴史小説に突入!といった、矢先の出来事でした。

前の料理の記事を書いているときに、娘が健康診断の結果が届いたといって見ていました。

わたしは家族の健康診断の結果はチェックさせて貰うことにしているので、「どうだった?」といって見せて貰いました。

娘の場合、これまでは小学校で受ける身体検査程度の貧弱な内容だったので、尿検査が異常なかったか、確認する程度でした。娘は小学校6年生のときに橋本病(甲状腺機能低下症)と診断を受け、別府市の野口病院を半年に1度受診しており、そのとき血液検査があるので、そちらを参考にしていました。

これまで娘は健康保険が、「協会けんぽ」でした。協会けんぽの「26年度対象者年齢一覧表」を見ると、一般健診が受けられるのは35歳からとなっています。夫が定年退職以前に勤めていた会社も今の会社も同じ協会けんぽなので、35歳までは健康度の目安となる一般検診はありませんでした。

ところが、書店勤務の娘の健康保険は、今年の夏くらいに、これまでの「協会けんぽ」から「出版健保」に変わり、内容が一気にグレードアップ。血液検査、子宮頸がん、乳がんの触診(マンモグラフィーは希望しただけで受けられませんでしたが、項目にはありました)……いやー、豪華。

それだけに、緊張して健康診断の結果を見ましたが、幸い異常なし(持病の橋本病を除けば、ということですが)。

豪華といえば、息子が受ける健康診断の内容はもっと豪華な気配が漂っています。当然35歳にはだいぶ間がありますが、充実した項目の血液検査(例えば痛風なんかもわかるようです)、脳ドッグも一部は自己負担なのかもしれませんが、希望すれば、受けられるようです。

父は船員保険だったので、こちらもまた特殊というか、充実した内容でした。

どうしてこんなに違うの?と無知なわたしは思い、ググってみたら、ダイヤモンド社のサイト「DIAMOND 男の健康」の「会社員の健康保険のお得な制度を見逃すな!大企業の従業員には、さらに充実した保障もある」という記事(⇒ここ)を見て、納得。

わかりやすい箇所を以下に引用します。

 国民皆保険の日本では、誰もがなんらかの健康保険に加入しているが、加入先は職業によって次のように分かれている。

  • 自営業者、無職の人など、その家族  →国民健康保険 (国保)
  • おもに中小企業の従業員、その家族  →全国健康保険協会(協会けんぽ)
  • おもに大企業の従業員、その家族   →組合管掌健康保険(組合健保)

 いずれの健康保険も、保険証を見せれば、医療費の一部を自己負担するだけで、全国どこでも平等に医療サービスを受けられるという点は同じだ。

 しかし、民間企業の従業員が加入する健康保険には、自営業者などが加入する国民健康保険にはない保障もある。

 さらに、大企業の組合健保の中には、法律で決められた給付よりも充実した保障を上乗せしているところもあり、同じ国の制度でも、加入している健康保険によって受けられる保障は変わってくる。

なるほど、それで健康診断の内容が違うのかと思いました。

ちなみに、出版健康保険組合は、出版業界の健康保険組合として、1947(昭和22年)に設立され、「国に代わって、出版業界に働く方とその家族の方々の病気やけが、出産、死亡などに対して給付を行っています。また、みなさまが健康で、安心して生活できる環境をつくるためさまざまな事業を行っています」とありました。

契約社員として安くこき使われている娘は、健康診断だけはグレードアップしたようです。息子は自分の受ける健康診断の内容が普通だと思っている様子だったので、違うわよと教えました。格差社会を嫌う息子は、腑に落ちない様子でした。

話題が逸れましたが、夫の健康診断は娘より早かったはずなのに、まだ結果が届かないのかと不審に思い、尋ねると、「全部よかったよ。基準値を少しはみ出ていたコレステロールは基準値内に戻っていた。善玉コレステロールの数値がすごく優秀なんだって」という。

善玉コレステロールが優秀? バナナ効果かしら?

わたしは血液検査にちらほら異常値がありますが、家族の血液検査で見る限り、料理内容はまずまずというところでしょうか。主婦として褒められたような悦びを覚えました。料理頑張っていますもの! だあれも褒めてくれないけれどね、わたしはそれだけでも満足。

しか~し! ナンか変だと思いました。というのも、夫は健康診断の結果を自分から積極的に見せる方なのに、見せるどころか、この話題を早く終わらせようとしている様子だったからです。

どこか検査が必要なのであれば、まず机の上に広げて置いておくはず。そして、興奮した面持ちで、待機しているはず。

これまでと違うと感じたわたしは、「キタ━(((((っ・ω・)っo((・ω・))oc(・ω・c))))))━ !!! 肺気腫だあ」とぴんと来ましたわ。

というのも、わたしは愛煙家がなりやすい肺気腫、別名タバコ病と夫がいつかは診断されるだろうとずうっと前から心配し、口が酸っぱくなるほど「禁煙、せめて減煙」の必要を唱えてきたからです。

馬の耳に念仏でしたが、定年退職後の仕事内容が前の仕事に比べると、ストレスが少ないことや、ここに引っ越してきて間もなく始まった(相手からのストーカー)不倫が一応終息したこともあって、本数が減ってはいるようでした。

何度も不倫がぶり返し、互いの家族を交えた示談(出席者全員が互いの前途を祝して閉会しました)すら効果がなかったときは、わたしも我慢の限界に達し、今思えば、精神的に危険な状態でした(よく死ななかったものです、ブログのお陰かもしれません)。

荒むばかりの夫の不倫の意味がわからず、別れを口にするたび、夫が子供のようにわたしの背中にしがみついて泣くので、変だとは思っていましたが、ついに相手がストーカーだったとわかりました。

相手が非常識すぎると、損害賠償の請求すら、できません。相手の子供が不憫ですしね。協力者もいて、本当なら相手と協力者全員を訴えたいほどです。ずっと警戒が必要だと考えています。何かあれば、即警察と未だに緊張の抜けない日々なのです。

今は和やかなコーヒータイムを夫婦で楽しむ毎日ですが、外出時の煙草はなかなかやめられないようでした。

ところが、夫はここひと月ほど、ほとんど吸っていないようで、それが不思議でした。いつからか家の中では吸わなくなりましたが、外で吸ってきただけでも、わたしは喘息がでるので、もし煙草をやめていないとそれがわかるのです。

どういう風の吹き回しで夫が禁煙する気になったのかは謎でしたが、しきりに飴をなめるのが嫌でした。結局対象が変わるだけで、依存性という根本原因は変わらないからです。今度は、飴のなめすぎで糖尿病になるでしょうよ。

子供たちは幼い頃は喘息でしたから(わたしが喘息になったのは日田市で台風被害に遭い、ひと月ほど半分潰れた黴だらけの家で暮らしてからです)、夫の煙草のことで大喧嘩することが頻繁でした。ゲーム三昧でもあり、わたしは夫害から子供たちを守ることで必死でした。そうした行動の原因に、仕事に対する不満があったようですが……。

健康診断の結果を見せるように、わたしは強く迫りました。

夫が渋々渡した結果を見ると、すばらしい成績でしたよ。希望で追加したB型肝炎、C型肝炎も陰性。コメントに「レントゲンでは、別名たばこ病とも言われる肺気腫の所見が認められますので、もうひと頑張りして禁煙できるとよろしいですね」とあった以外は……。

定年退職前は1日に20本(不倫中はもっと吸っていたはずです)、それ以降は1日5~6本吸っていた、と夫の弁。

わたしは翌日にでも、呼吸器科を受診するようにいいました。夫は「(4)要治療」ではなく、「(3)要経過観察」だから、行かなくていいといい張ります。素人が経過観察できるわけ、ないでしょうが、馬鹿!とわたしの語気は荒くなります。

結婚前は上品なお嬢さんだった、と率直な友人にいわれたことがあります。正直いって、この人と結婚したのは失敗だったと思いますが、もう運命共同体となってしまっていて、このわたしたちの物語を最後まで読んでしまいたくなっているわけです。

夫のホロスコープでは月が労働や健康の6室にあり、しかもその月は傷ついています。月は母親や妻を意味するので、夫と一緒にいる限り、妻のわたしは下働き的な労働の室に閉じ込められ、あまりよい待遇は受けないでしょう。

わたしのホロスコープでは月は外国や出版を表す9室にあり、第1室の天王星とトライン、第6室の金星とセクスタイルです。

月の置かれた環境がずいぶん違う気がします。ただわたしの天職を表す土星のサビアンシンボルと夫の妻を表す月のサビアンシンボルは同じ「玩具の馬に乗っている小太りの少年」(松村潔著『決定版!! サビアン占星術』学習研究社、2004年)です。創作にはよいシンボル。

夫と結婚してから、閉じ込められた中で創作している(もうそれしかない)気がしきりにするのですが、それ以前はもっとのびのびと創作活動をしていたような気がします。創作1本で行くつもりはありませんでしたし。まあ、日本の今の文学界を見る限り、明るい気分にはなれませんが。

夫のホロスコープの太陽は土星とセクスタイル、わたしのホロスコープの太陽は水星と合、木星、海王星とトライン、冥王星とオポジションです。

夫の金星のアセンダントは2つあり、火星、天王星とセクスタイルです。夫は他人に愛想よく接するので(いわゆる外面のよい内弁慶)、女性に誤解を与えやすいところがあるのかもしれません。

金星は健康運も表すので、適度な運動を心がけるといいかもしれません。夫のホロスコープの6室は夫自身の健康運を表しているので、体質的に不安定ということがいえそうです。結婚後は、わたしが身代わりとなっているのかも(?)。

いえ、この記事は占星術の話ではありませんでした。

で、呼吸器内科クリニックをググッてみると、この街には案外少ないのです。循環器内科クリニックは沢山あるのですが。わたしは以前、喘息で呼吸器内科クリニックに通っていました。残念なことにそこは閉院し、今は循環器クリニックで喘息の方も診ていただいています。

大きい病院の方がいいだろうかとも思いましたが、肺気腫になると、風邪やインフルエンザを甘く見るわけにはいきませんから、むしろ気軽に行けるクリニックの方がいいような気がしました。

ホームページのしっかりした、院長の略歴もわかる、呼吸器内科クリニックを夫に勧めました。ホームページには、COPD(慢性閉塞性肺疾患)についての解説もあります。

COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、喫煙習慣が主な原因となる肺の生活習慣病で、以前は肺気腫や慢性気管支炎と呼ばれていたとか。

今は肺気腫のことをCOPDというのですね。知恵袋に行って「肺気腫」で検索すると、沢山でてきてました。若い人にも結構COPD患者がいるようですね。女性は男性より、なりやすいとか。アル中にも女性の方がなりやすいといいますね。

COPDと診断されてからきっぱり禁煙した人と、止めたり吸ったりを繰り返しながらだらだら喫煙している人とでは、COPD患者としての未来像が全然違う印象を受けました。前者は明るく、後者は暗い。

夫は呼吸器内科クリニックで胸部レントゲンを撮って、やはり肺気腫と診断されました。壊れた肺胞が黒く、肺が少し長く映っていたそうです。

が、幸いスパイロメータという器具を使った肺機能検査では、

  • 肺年齢は36歳(-27歳)、コメント:異常なし
  • %肺活量による拘束性換気障害評価は125%で、コメント:異常なし

でした。

咳、痰はありますが、夫にそれ以外の自覚症状はなく、エレベーターが混んでいると10階以上あるマンションの階段を一気に駆け上ります。

むしろスポーツ音痴なのに、持久力だけはあるようで、水泳が好きだったとか。短距離よりマラソンの方が好きだとか。水泳選手を目指していれば、人生が変わったかも。

わたしと真逆です。スポーツは好きでしたが、マラソンとか水泳のような持久力を必要とするマラソンでは、子供のころからすぐに胸の中が火のように熱く、苦しくなりました。皆マラソンをすると、そうなるのかと思っていたら、家族は全員どちらかというと、運痴なのに、そんなことになったことはないとか。

夫は以前、肺機能検査を受けたときも、痩せた外見に似合わない肺機能の高さに驚かれたといっていましたから、夫が煙草をやめないのは、それがあるからだろうなとは思っていました。

呼吸器内科クリニックの先生は、壊れた肺胞が元に戻ることはないけれど、肺機能が落ちていないので、「今、禁煙できれば、煙草を吸わなかったことにできますよ。わたしの顔を見ることも2度とないでしょう」とおっしゃったそうです。

夫は鼻が悪いのですが(副鼻腔炎自体は若いころの手術で改善したようですが)、禁煙することにより、肺の炎症が治まると同時にそちらの方の炎症も治まって、改善すると思います、というお話だったとか。

ひと月禁煙した効果は既に表れています。夜間に咳き込むことがなくなりました。鼻をかむ回数も減りました。ついでに、わたしの喘息発作も減りました。

このまま禁煙できればいいのですが、もし難しいのであれば、呼吸器内科クリニックの先生にご相談しようと思っています。今は禁煙外来だってありますしね。風邪やインフルエンザのときには、呼吸器内科クリニックを早めに受診するようにしてねというと、クリニックを気に入ったらしい夫はそうするといいました。

わたしも長いこと、循環器クリニックでの聴診以外は喘息の検査を受けていないので、1度受診したい気がしています。

NHKの健康番組「ためしてガッテン」の過去の番組で、肺気腫によいストレッチが紹介されています。『患者600万人!恐怖の脳ホネ心臓ボロボロ病』で検索すれば、出てきます。そこの《番組内容を印刷する》をクリックすれば、全文閲覧、印刷できます。

ああ、頭の中で構築されていた初の歴史小説が、夫のことで真っ白になってしまったわ。ペンネームを使い始めたのは正解だったと思っています。本名のままでは、夫のホロスコープの6室に閉じ込められたままでしょうから。ペンネームで羽ばたきます。

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