2014年10月7日に、整形外科受診
半年間隔で経過観察を受けている整形外科へ、7日に出かけた。日赤は予約制なので、行きそびれると大変なことになる。
が、半年ごととなると、先生のご都合などで予約日が変更になることもある。今回もそうで、余裕を持たせて外来から診察日変更の電話連絡があった。本来は8日だった。
良性と思われる骨腫瘍の丁寧な触診と、骨腫瘍とは無関係に少し不具合のある関節に水が溜まっていないか、ぐっと膝を掴まれて診察(たぶん、問題があると飛び上がる。時折なさる先生の唐突な動作がわたしは怖い)。
次回の受診も半年後の予約だが、今後は、痛みや他に問題が起きれば、診察のときに先生にいって、そのときにレントゲンを撮って貰うことになった。なるべくレントゲンを撮るのは控えたほうがよいという先生のお考えから出たことで、変わったことがなければ、そのほうがいいとわたしも思う。
ただ、たまには骨腫瘍が増えていないか、どの程度大きくなっているかなど、レントゲン検査を受けたい気がする。脳神経外科でも、その辺りのチェックを――頭蓋骨にあるのは3個だったかな――そろそろして貰わなくてはならない。
内科で副甲状腺の経過観察を受けており、副甲状腺が骨関係に影響していないかどうか、整形外科で内科のカルテをチェックされる。
そのとき先生が「糖尿病はI先生に診て貰っているんだね?」とおっしゃった。
「え、ああそれはまだグレーゾーンで、一応診ていただいていますが。副甲状腺ホルモンのチェックが主です」というと、先生は無言。
ダイエットなどし、食事の管理ができているので、今はグレーゾーンだが、正常域に戻れるかもしれないと内科の先生も循環器クリニックの先生もおっしゃった。
が、カルテ上は糖尿病患者扱いみたいだ。その心構えでいなければならないのだろうか。となると、コンタクトレンズを購入するときにサボりがちな眼科検診はむしろ、積極的に受けるようにすべきかもしれない。
糖尿病となると、目にくることのあるのが、わたしは一番心配だ。眼科を受診するときは、糖尿病患者であると告げてよく診ていただこう。
ちょっと病気関係を整理しておこう。
● 心臓は、不整脈、心臓弁膜症、冠攣縮性狭心症。
冠攣縮性狭心症に関しては、カテーテル検査を受けるまでもないということで、カテーテル検査は受けていない。カテーテル検査は危険を伴い、検査のせいで心臓がおかしくなることもあるそうだ。
それに、わたしの場合は不整脈の薬を服用する関係で、仮に検査したとしてどんな結果が出るにせよ、冠攣縮性狭心症予防の薬を飲まなければならないという。そこまでいわれると、受ける理由がなくなった。循環器クリニックの先生も、日赤に副甲状腺で検査入院したときに診察を受けた循環器科の先生も同意見だった(クリニックの先生を名医と崇拝していらした、といえばオーバーかな)。
● 喘息は、インフルなどにかからなければ、フルタイドだけでいける。
● 頭蓋骨と両膝にある複数の骨腫瘍は経過観察していただくしかない。
● 副甲状腺機能亢進症疑いでの経過観察は続けて貰う必要がある。
長い経過をとる病気だそうだ。副甲状腺ホルモンは高めだが、カルシウムは上限に留まっている。これが大きく動くと副甲状腺の手術を受けることになるのだろうが、手術で改善できる、それほど怖くない病気といえる。
● 腎臓結石はウロカルンを飲み出してから、痛い症状が起きない。
あまり効かないと聞いたが、わたしには効くようだ。これも、ほとんど命に関わる病気ではないようだが、石が尿管に落ち、移動して尿と一緒に排泄するまでの痛みには閉口していたので、痛まなくなって嬉しい。ウロカルンには副作用の心配もほとんどないという。
● 薬剤性肝炎は原因となった薬剤の特定ができていないので、ずっと注意が必要だ。新しい薬が出たときは2週間後に必ず循環器クリニックで肝炎を調べる血液検査を受けるようにと大学病院の先生から怖い顔で刻印された。
● 子宮筋腫。閉経すれば小さくなるといわれたので、小さくなっているんじゃないかと想像している。時々微量の不正出血? と思われるものがあるが、尿管結石のせいかもしれない。一度婦人科を受診したほうがいいかもしれないが、億劫だなあ、あの科の受診は。
○ 過去に検査、治療を受けていたが、現在では問題がなくなった病気は、慢性膵炎、メニエール(低下した片耳の聴力は戻っていないと思うが、回転性のめまいはずっと起きていない。不整脈が原因と思われるめまいはある)。
ここへ糖尿病が加わるの?
何にしても、グレーゾーンから正常域への復帰を期待して、食事に気をつけよう。ダイエットを始めてから、一応終了した今も間食はゼロといってよいくらいだが、ダイエット終了時と変わらない体重を維持できているので、たまには娘とお茶を楽しむくらいはいいんじゃないかと思ったりしている。
これを書きながら思い出したが、副甲状腺機能亢進症疑いで検査入院した25日間、糖尿病患者のKさんとずっと一緒だった。Kさんは入退院を繰り返していた。低血糖で意識をなくし、救急車で運ばれたこともあったという。
ずっと一緒だったので、そのとき、わたしは糖尿病を体験学習したようなものだった。そういえば、以下のようなこともあった。
- 2009年5月29日 (金)
結局、これで解決?
https://elder.tea-nifty.com/blog/2009/05/post-2351.html
ところで、昨年の退院のときにちょっとしたハプニングがありました。
スタッフステーションの手前にある細い手すりに、どんな拍子でか、薄手のジャケットの裾が絡まり、なかなか取れなかったのです。一緒にいた看護師さんと見送りに来てくれたKさんが、「あっ!」と声を上げました。
手すりと格闘しているわたしにKさんが「Nさん、この病棟に好かれたな」といい、看護師さんは気の毒そうにしました。
それに、一番若くて綺麗で優しい(静脈注射だけは絶望的に下手)看護師さんがあるとき、突然、予言者のような目をして「Nさん、またここへ来るよ」といったのです。
「よしてよ。何でそんな不吉なことをいうの?」というと、「だって、退院しても大抵舞い戻って来るんだもん」と真剣な表情で答えて病室を出て行きましたが、その後は退院までいつもの屈託ない優しい彼女でした。
わたしが検査入院だったことは彼女も知っているはずで、慢性病で入院したのならともかく、第一、看護師さんがあんなことをいうものでしょうか。
決して意地悪な人ではないだけに気になり、他の患者さんも彼女から同じことをいわれるのではないかとそれとなく注意していましたが、そんなことはあの1回だけでした。
看護師さんの「予言」が当たるとは思いたくないが、循環器クリニックの先生に、糖尿病関係は日赤でもチェックして貰っているというと、安心したように頷かれたので、もし先で糖尿病で入院することがあるとしたら日赤になるだろう。
あのとき、自分は糖尿病とは生涯無関係だと思っていた。そうなると、大変だあ~勉強があるし、頻繁な血糖値測定があるし、食事制限がまた大変そうで……。
そうならないように、頑張るしかない。整形外科受診から大脱線した話題になった。
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