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2014年10月31日 (金)

カテゴリー「Notes:初の歴史小説」「萬子媛 - 祐徳稲荷神社」を非公開設定にしました。創作の開けゴマ。

創作の都合上、以下のカテゴリーに含まれていた記事を非公開としました。

  • Notes:初の歴史小説
  • 萬子媛 - 祐徳稲荷神社

萬子媛の小説を書こうと思い立ったのが、丁度1年前。ノートは(43)まで書いていました。

電子書籍を作成するにせよ(KDPセレクトに登録する場合)、賞に応募してみるにせよ、小説そのものの下書きではないノート類であっても、非公開設定にしておくべきだと判断しました(差し支えないと判断した記事は、公開設定のまま残しています)。

肝心の小説の執筆がこれからで、とりあえず短編(60枚~100枚)を5編書いて、それをもとに長編歴史小説といったスタイルに完成させたいと考えています。

正直いって途中で挫折する可能性は高いのですが、郷土史家から貴重な研究資料を提供していただいたからにはチャレンジしないわけにはいきません。

短編第1作目のストーリー、プロットがだいたい出来た2ヶ月ほど前から、下書きを始めるつもりでパソコンや(紙)のノートを前に頑張ってみるのですが、どうしても文章が出て来ず、悶々とした日々を過ごしました。

郷土史家にこれからの執筆予定をご報告しているので、せめて年賀状に「短編第1作目はとりあえず完成しました」と書くには、11月の頭から執筆に入らなくては無理です。

下調べを追加し、ストーリーやプロットを調整しながらの執筆になるでしょうから、現代小説より時間がかかるのではないかと思います。

でも、どうしても文章が出て来ず、昨夜も頭を掻きむしりすぎて、瘡蓋だらけに……児童小説を最初に書いたときもそうでしたが、今度の方が重症!

頭を掻きむしっただけの徹夜に終わった早朝、半ば諦めて入浴し、シャワーを当てた頭がヒリヒリして痛いなあと思いながらシャンプーにかかったところ、目を閉じた頭の中で、ふいに出だしの文章が3行ほど、流れ出ました。

そして、ゆるい設定しかできていなかったプロットが自動調整されるみたいに、カシャカシャカシャと段階的に、スピーディーに、すっきりとした形になっていくではありませんか。

自分の頭の中がまるでコンピュータになったみたいで、その自動的な作業の光景が見えるような気さえしました。時々わたしって、実はサイボーグ? と思うことがありますよ。

まあ、ある意味で人間の頭脳だって、精巧なコンピュータといえないこともありませんからね。情報量が足りなくて(その情報にはわたしが小説に与える情感的なものや霊感的なものも含まれていそうです)、作動できなかったのかも。

これ以上、頭を掻きむしりたくなかったので(ただでさえ薄い頭が禿げてしまう!)、助かりました。

過日、わたしの夢の中では創作意欲がプードル、作品が赤ん坊、馬が電子書籍にシンボライズされて登場すると書きました。

あの時点で、夢の中のプードルは既にスタンバイできていました。登山家か冒険家のような格好をしていましたっけ。

創作過程がプードルにはマッキンリーか密林か、そういった現実として意識されているのでしょう。ああ、大変だわ。

執筆がうまくいかないと、プードルが死んでしまったり、醜い赤ん坊が出てきたりするんです。

当ブログには、早くも年賀状テンプレートの検索でお見えになるようになりました。短編の1編くらいは完成させて、郷土史家にそれなりのご報告ができればいいのですが。

出だしの文章は大した文章ではなく、賞に応募したら、その部分だけで落選することだってあるかもしれませんが、わたしにとっては意味のある文章――あるムードを湛えた文章といったほうが正確です――で、どういうわけか、それなしでは先に進めませんでした。

そう、その何でもない文章こそ、開けゴマの呪文だったような気さえします。これまで、同じことを執筆中に何度も体験してきましたが、本当に不思議です。

開けゴマ、といえば、昨夜久しぶりに自分で胡麻を擦ったんです。既に煎ったものなので、擦っただけでしたが……。以前は煎るのも擦るのも自分でしていましたが、近頃は面倒で、煎って擦ってある便利な胡麻を使っていました。練り胡麻を使ったりね。

それが久しぶりにそうしたのは買い物を頼んだ家族がそれを買ってきたからでした。開けゴマのゴマって、本当に胡麻のことだったんですね。

サイト「かどや製油株式会社」の以下のごまコラムによると、アラビアン・ナイトの「アリ・ババと40人の盗賊」で唱えられる呪文はアラビア語では「、「イフタフ(開け)、ヤー(呼びかけの間投詞)・シムシム(胡麻)」というそうで、ごまには神秘な力があると信じられていたようだとか。

本物のプードルも29日に見たばかりでした。執筆開始には、いろいろと儀式が必要だったのかもしれませんねえ(?)。

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