中秋の名月に(下手な)三句
白っぽく撮れてしまいましたが、濃い黄色のお月さまでした。ウサギの姿がくっきり。
ベランダでお月見を楽しんだあとで、出てきた三句。
名 月 に お 伽 の 町 と な り に け り
十 五 夜 の 町 輝 い て 眠 り を り
名 月 は 兎 も 見 せ て 黄 の 光
お月さまの光に照らされた家々が、まるでお伽の国の家々のように見えました。久しぶりに俳句を作ろうとしても、うまく作れませんが。
ところで、月というと、どうしても思い出してしまう菟狭族。その菟狭族について書かれた本。とても面白いですよ。
古伝が語る古代史―宇佐家伝承(オリエントブックス)
宇佐公康(著)
出版社:木耳社(1990/05)
今検索して知りましたが、続編が出ているようです。
以下の俳句は過去記事でも紹介しましたが、昔、宇佐神宮にお詣りしたときに詠んだ句です。
宇佐 七句
対 岸 に 立 つ 大 鳥 や 菱 紅 葉
秋 汐 に 山 す そ ぬ れ て 輝 け り
国 東 の 海 の 香 れ る 葡 萄 園
か り そ め の 色 世 を 染 め て 秋 夕 焼
山 嶺(れい) を 数 へ し 先 に 月 り ん と
大 比 売(ひめ) の 山 あ り 月 は 黄 を 強 め
宇 佐 の 月 兔(うさぎ) 半 身 く つ き り と
そして以下は、上の本を始めとする歴史の本に感性を刺激されて書いてみた卑弥呼に関する拙歴史空想エッセー。不充分、不満足な面が多々あるエッセーですが……
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