初の歴史小説 (38)萬子媛(祐徳院)をテーマとした古文書「祐徳開山瑞顔大師行業記」
ようやく初の歴史小説に戻ってきた。児童書(不思議な接着剤1: 冒険前夜⇒Kindleストアへのリンク)にかかりきりだった間、座っていた姿勢に問題があったのか、昨日は腰痛で思うように動けないくらいだったが、ギックリ腰とかではなかったので、今日になったらほぼよくなった(昨日は夕食作りは無理だったので、娘に弁当を頼んだ)。
書きかけの記事、書きたい記事(リンドグレーンのアルバム本にある作品解読につながる記述に関することなど)もあるのだが、どれも記事にするには時間がかかるので、当分は萬子媛をテーマとする小説の執筆から気を逸らすことなく、やっていきたい。5編ほど書いてみたいと思っている短編小説の始めの1編を萬子媛その人に当てたい。
萬子媛の2人の息子は不幸にも1人(文丸あるいは文麿。鍋島直朝の4男)は子供のとき、もう1人(式部、朝清。7男)は青年のとき亡くなったが、義理の2人の息子、直孝(鍋島直朝の2男)、直條(3男)との関係がどれほど温かな、良好なものであったかは残された資料から推し量ることができる。
萬子媛を知る人間によって書かれた、唯一の萬子媛の小伝といってよい「祐徳開山瑞顔大師行業記」は、文人大名として有名になった義理の息子、直條(直條:Wikipedia)によって、まだ萬子媛が存命中――逝去の1年前――の元禄17年(1704年)に著述されたとされる。
お世話になっている郷土史家も「萬子媛についての最も古くて上質の資料」とおっしゃている萬子媛に関する第一級の資料である。
何回もざっとは読んだが、きちんと翻訳しておきたい(都合上ここに載せることはできないが)。
数日、その古文書の翻訳に取り組もうと思う。
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