KDPに提出予定の『不思議な接着剤1』は校正の泥沼状態。続けてみた友人の夢。
原稿を表示した一太郎、Kindleプレビューア、Kindle Paperwhiteの各画面で何回読み直したことか。
昨日はとうとう徹夜になり、朝、洗濯物を干した直後に爆睡。お昼ごろ目覚めて、再びこの三つの媒体を徘徊し、いつまでも作業終了とならず、もう気違いになりそう。
子どもの本には特に神経質になるので、書いている内容、国語的なことを何回調べ直して書き直しても、これで満足とはなりません。
写真は、Kindle本の出来具合を確認するために無料で使用できるKindleプレビューアの画面です。
これで確認している間にKindle Paperwhiteにプレビューアで生成されたmobiファイルを送り、字のサイズを変えて、そちらで最終確認となるのですが、ここ数日、犬が自分の尻尾を追ってぐるぐる回るみたいなことになっています(わたしは犬年)。
深夜には子どもたちが洞窟に持ち込むことになるライトについて、再度調べたりしていました。2巻目の冒険に入ったとき、ライトはとても重要になってくるので。
調べているうちに、ほしくなってきました。お金があれば、きっとライト収集家になったと思います。ランタンライトに、なかなかすてきなものがあります。
この記事をアップしたら、またKindle Paperwhiteでの確認作業が待っています。それでOKを出せるかどうか、今日中に登録作業までいけるかどうか。
電子本作りには慣れてきたはずなのに、逆に完成までの道のりが険しく感じられたりします。ある意味では、電子本作りに慣れたゆえのゆとりが生む皮肉な現象なのかもしれませんが。
Kindleプレビューアはアップデート後に、カラーモードでNormal、Night、Sepiaを選択することが可能になっていました。写真はSepia。シパシパしている目には優しく感じられます。
さあ、ちょっとだけ休憩したら、また作業に入らなくては。出た本を見て、あれだけやってそれなの、と思われるかもしれませんが、「ローマは一日にして成らず」ですわ、ハイ。
話は変わりますが、このところ続けて大学時代に一緒だった友人の夢を見ます。
体調が最悪だった10年くらい前に、心配して毎日のように電話をかけてくれた彼女でしたが、そのころわたしは、電話に出るのも億劫なくらいで、這うようにして家事をやっていました。
それを思えば、元気になりましたわね、我ながらずいぶん。病気は増え、体力は乏しくなったはずだけれど、家事の量が違うのでしょう。
で、わたしはありがたいと思っていたはずなのに、ありがたい電話すら体に負担で、「もう放っておいて、電話しないで」といってしまったのでした。後悔しても、後の祭り。年賀状のやりとりは続いていますが、連続して彼女の夢を見てしまうと、気にかかります。
夢の中で、彼女は元気そうではありましたが、まるで纏足でもしたみたいに歩行が不自由でした。何か、象徴的な意味があるのかどうか。何か心配だなあ。
夢の話題を出したついでに、めったに更新しなくなった最近の夢日記から、ライン以下に引用しておきます。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
夢に出てくる物が何かをシンボライズしていることは多いが、極めて即物的に出てくる場合もわたしの夢では多い。
例えば、昨年2013年12月10日に以下のような夢を見た。
撓わなバナナの木があちこちにある。バナナ御殿という感じの室内に夫が嬉しそうな顔でいて、バナナを見上げている。
大量のバナナと夫の組み合わせという夢が何を意味しているのか、夢を見た時点ではさっぱりわからなかった。が、今はなるほどと思う。今年になってから――4月だったろうか――夫がたまたま朝食のトーストにスライスしたバナナをのせて食べてみたところ、それが気に入り、今ではすっかりバナナ好きになったのだ。
夢を見てから数ヶ月、それも半年くらいして夢の内容が現実化することが多い。何年も経ってから、夢の先見の明に驚かされたこともあった。反面、すぐに出てくることも多いけれど。すぐに出てきた一例としては、つい最近。
9月1日に茶色地に黒い縞模様のある大蛇の夢を見た。胴体が見えただけで、一瞬の映像にすぎなかったが、ひじょうに生々しかった。わたしの夢では蛇は健康情報を伝えてくれることが多いので、5日に控えていた血液検査の結果が気になった。案の定、血糖値が悪かった。夢を見る前までは体調もよく、そんな不安は抱いていなかった。むしろすごくよくなっていると過信していた。
方針を変え、ここ(マダムNの夢日記)へは興味深い夢を見たときだけ記録することにしたのだが(プライベートな夢日記を別につけている)、馬好きのわたしは馬の夢を見ると、嬉しい。馬車を操っている青年の夢を見たのだが、馬が地面を蹴るときの振動や音が本当に生々しく感じられた。勿論、馬車に乗ったことなんてない。以下のような夢。
スマートな大都会に、何かの用事で出てきた青年。青年は貴族に見える。ベージュのコートを着て、スタイリッシュに身なりを整えている。銀行に用事があったのだろうか。口髭を蓄えた、英国紳士風の父親の顔が青年の頭の中でちらついているところからすると、父親に命じられた用事を済ませたところなのかもしれない。
青年は郊外にある広大な敷地に建つ自宅である城に帰るために、車に混じって苦もなく馬車を走らせる。「現代であっても、乗り物はやっぱり馬車が一番だな!」と、青年は思う。馬車は二頭立てで、御者がいるが、青年はもう一つある御者席(?)に座って、馬たちを主体的に操っている。二頭ともすばらしい馬で、馬が車道をリズミカルに蹴る動きが体に快く伝わり、その音が耳にドラムの音のように美しく響く。天気はちょうどよいくらいに晴れている。
ビルが建ち並ぶ通りの運河が見えてきた辺りで、馬車につける準備をした馬がいきなり出てくる。赤い道具(郵便箱のように見えるもの)を胸の辺りにつけている。「あれはうちの馬じゃないか。あれも馬車につないであげなくては……」と青年は思い、そのようにする。
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