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2014年7月16日 (水)

14日に内科受診 ※17日に追記あり

血液検査の結果にダイエットの影響は出ているだろうか、という思いで、内科受診。

日赤の内科には、副甲状腺機能亢進症疑いがあるため、その経過観察で通っている。

前回の受診時に、担当医がU先生からI先生に交替していた。I先生は女医さん。U先生は内科部長だったが、今検索してみたら、その内科部長のポストもI先生が引き継がれたようだ。

以前、I先生を大学病院で見たことがあった。

薬剤性肝炎と思われる肝機能低下で循環器クリニックの先生が大学病院の消化器内科のS先生に紹介してくださり、そのとき、内分泌の検査も受けたりしたのだが、確かに大学病院のどこかでI先生を何回か見た。

今回の内科受診では、バナナアレルギーのことも訊きたいと思っていた。ところが、「本日の予定表」を見ると、I先生の予定はボードでは足りずに紙が継ぎ足してあって、午前9時~午後4時まで予約でいっぱい。いつ、お昼ごはん食べるのかしら?

バナナが合わないと思えば自分で控えれば済むことだし、受診を短時間で済ませるためには訊かずにおこうとも考えた……が、おしゃべりなわたし、結局訊いてしまった。

血糖値のほうは、空腹時血糖値ではない。前回、空腹時血糖値ではなく普通に朝食をとったあとの血液検査だったので、今回も普通に朝食をとってきてくださいといわれていた。「ズイジGLU」と書かれた項目を見ても、自分では異常値なのかそうでないのか、わからない。

実は、ダイエット中で朝食をとる習慣をなくしていたわたしは迷った。前回――3ヶ月前――は朝食をとったのだから、今回もとらないといけないだろうと思い、仕方なく、シリアルに牛乳をかけて食べて行った。

先生が「あら?」というような表情をなさったあと、わたしの顔をまじまじと見つめて、「朝食は何時ごろとられました?」とお訊きになった。何時に朝食をとったかが問題となるようだった。

結論をいえば、「おそらく、血糖値は大丈夫だと思います。普通に診ていっていいと思いますよ」とおっしゃった。糖尿病の精密検査は不必要というわけだ。

わたしはやったー!という得意な思いで、「先生、ダイエットして4㎏痩せたんです!」とご報告すると、先生は嬉しそうに、頼もしそうにわたしを見て微笑まれ、「そう……、それを保ってくださいね」とおっしゃった。

おそらくわたしは先生より年齢が上ではないかと思うが、そのとき、完全に子供に返っていて、百点満点の答案用紙を母に見せて誉められたときのような悦びを覚えた。

が、先生は付け加えて、「境界域かもしれませんから、時々検査するといったことが必要かもしれませんが」とおっしゃる。

今、検索してみると、血糖値は専門のサイトで基準値が以下のようになっている。

  • 空腹時血糖……70~109 mg/dl
  • 食後2時間血糖……140 mg/dl未満

なるほど。空腹時血糖値からすると、今回の血糖値は基準値を超えている。食後2時間血糖だと基準値内に収まるが、わたしの場合、2時間を超えていたのだ。

バナナについてお尋ねすると、「ずっと食べていて、そういう症状が出たのであれば、たぶん腸の動きが活発化しただけで、アレルギーではないと思いますよ」ということだった。

アレルギーではないとすると、嬉しい。腹痛のせいでバナナトラウマになってしまったのだが、そのうち少し食べてみよう。

副甲状腺機能亢進症で高くなるカルシウムも基準値内だった(9.7。基準値は7.5―10.0㎎/dl。)ので、次回から半年に一度の受診に戻る。

休日だった娘と待ち合わせて、ダイエット以来初めての勝利宣言(?)としてのお茶をした。

というとオーバーだが、デパ地下にある但馬屋で、娘はコーヒーゼリーにアイスクリームがのったものを、わたしはコーヒーにオマケのようなお菓子がついたものを注文したのだった。

Co

砂糖菓子は金魚。

Ki

細長いクッキーのように見えるお菓子は「千歳木」と名づけられた玉子ボーロ。

家で改めて検査結果を見てみると、気になる項目があった。

前回は何も印がなかったのに、推算糸球体濾過量(eGFR)の項目がLになっていた。

慢性腎臓病(CKD)は、その重症度に応じて、ステージ1からステージ5の5段階に分けられており、その指標となるのがeGFRだという。

それによると、わたしは57.6で、G3a。ステージ3で、「軽度~中等度低下(60>GFR≧45)」。

ステージ3にはaとbがあって、aは軽いほう。45>GFR≧30になるとG3b、中等度~高度低下となる。

前回は66.7で、まだステージ2だった。正常または軽度低下(90>GFR≧60)だったのに、どうしてガクンと落ちたんだろうと思い、以前の検査結果を見ていたら、肝炎で大学病院に通っていたときにガクンと落ちたことがあった。

2010年11月15日に83.7だったのが、同年月29日には73.9となっている。

腎臓結石の影響はどうなんだろう? 

血尿はもう当たり前になっている。石が問題なさそうなときも、血尿がある。以前受けた膀胱の内視鏡検査では、膀胱に問題はなかった。生理の影響ももう今では考えられない。

ワタクシ的には腎臓が改めてクローズアップされそうだが、何にしても、先生は何にもおっしゃらないので、まだそれほど気にする必要はないのだろう。

減塩のことをいわれたら、腎臓病患者の仲間入り? G3bになったら、気をつけたほうがよいのだろうか。

高血圧、糖尿病、脂質異常症、肥満、喫煙は、CKDを悪化させるそうだ。

わたしの場合、高血圧のコントロールはできている。糖尿病、脂質異常症、肥満の危険が迫るのを感じ、そのためにダイエットしてきた。喫煙なし。ついでにいうと、お酒も飲まない(お正月のお屠蘇とクリスマスのワインだけが例外)。夫に爪の垢を飲ませてやりたいくらいだわ。

ALP(アルカリホスファターゼ)も相変わらず基準値オーバー。386が399に(基準値は104―338IU/l)。

 追記:
 I先生の論文をググっていた。わたしは担当医の論文を検索するのが趣味なので。
 読んでも内容はよくわからないだろうけれど、テーマの取り方や、もし概略だけではなく、全文出てきた場合は、文章力くらいはわかる。

 そうしたところ、糖尿病に関することは――患者としての努力は当然必要なこととして――I先生にお任せしておいてよいことがわかった。糖尿病が専門の先生なのだ。

 そして、患者さんのブログが出てきて「けっこう厳しい先生だという評判ですが、診察はとても丁寧」と書かれていた(勝手な引用、ごめんなさい!)。き、厳しい……のか!

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