循環器クリニック受診
循環器クリニックで体重測定をし、看護師さんに前回(5月9日)の体重と比較して貰ったところ、40日間で2.8㎏の減だった。
過去記事でも書いたが、出生時の息子の体重が2.7㎏くらいだったので、ちょうど赤ん坊をひとり、産んだようなものだ。
体が軽いわけである。
クリニック受診のあと、中心街に買い物に出かけたが、今日の外出でそのことを改めて実感できた。
そもそも、服を着る段階から違う。実は、ダイエットせざるをえなくなったのは、着られる服がなくなってきたからだった。
普通に着ていた服のはずが、どれもこれもピチピチで、着にくい。何とか着たとしても、深呼吸をして胸を膨らませると、ブチッ、バリッとボタンが飛び、ファスナーが壊れ――いや、そこまではなかったが、そうなるまで時間の問題だった。
3㎏弱体重が増減するくらいで、そんな変化があるのだろうか、と思われるかもしれないが、わたしの場合はそうだった。靴も、足が腫れやすいということがあるにしても、肉がのったために靴が小さく感じられ、靴の圧迫でなおのこと足が腫れたり痛んだりしやすかったのだと思う。
わたしは着られなくなっていた、亡くなった詩人から貰ったブラウスを彼女が生きていた頃のように普通に着、履きにくくなっていたパンツを余裕で履き、窮屈になって敬遠していた靴を履いた。
そして、診察を受けに出かけ、一旦帰宅してから休日だった娘と買い物に出かけた。
まだおなかには過剰と想える脂肪が結構残っているので、ダイエットは続けるが、わたしは自分の状態にすっかり満足した。
でも、処置室の看護師さんも、診察室の先生も、むしろ警戒気味(?)。患者が急に3㎏も痩せると、何があったのだろうと思われても不思議ではないのかもしれない。
診察室に入って椅子に座るなり、「痩せた……?」とわたしの顔を見ながらおっしゃったので、 ダイエットをしたことをご報告すると、先生は方法をお尋ねになった。
食事の1食をバナナに置き換えました、といった。全くの嘘ではない。1日2食はよくあることだったから。
「運動はしていないの?」とお尋ねになったので、(先生がしちゃだめって、前におっしゃったでしょう?)と胸の中でつぶやき、「いいえ」とお答えした。「そう……」と先生。
沈黙したまま、真面目なお顔で、脈を長めにとっておられる先生。そのあと、無言のまま、聴診器。わたしは許可も受けずに、勝手なことをしすぎるのだろうかとふと思った。
「急に気温が下がったときだったかに1度発作が起きただけで、心臓の調子がよくなりました。ダイエットの効果でしょうか? 肉が心臓を押し潰していたのかな……」とお尋ねすると、先生は頷かれ、「体重が増えると、それだけ血液の循環量が増えるから、心臓には負担になるんだよ」とおっしゃった。
体重が減るということは、その逆に心臓の負担が軽くなるというわけだ。
先生はダイエットを続けろともやめろともおっしゃらなかった。次回、朝絶食して血液検査を、とおっしゃった。何か、信用されてなさそう。
「先生、血液検査でよい結果が出るでしょうか?」といってみた。「――と思うよ、おそらく」と、先生は笑いのない真顔でおっしゃった。やっぱり、もう一つ信用されてなさそう。
血液検査の結果が全てを物語る。
薬はいつもと同じ。「ウロカルンも出しておくからね」と先生。
心臓の薬
- インデラル錠10㎎ 1回1錠 毎食後
- ニコランジル錠5㎎「サワイ」(先発品:シグマート錠5mg) 1回1錠 毎食後
- サンリズムカプセル50㎎ 1回1Cap 毎食後
- ジルチアゼム塩酸塩徐放カプセル100mg「日医工」(先発品:ヘルベッサーRカプセル100mg) 1回1Cap 朝・夕食後
- 一硝酸イソソルビド錠20㎎「タイヨー」(先発品:アイトロール錠20mg) 1回1錠 朝・夕食後
腎臓・尿管結石の薬
- ウロカルン錠225㎎ 1回3錠 毎食後 20日分
喘息の薬
- フルタイド200ディスカス(ステロイド剤) 1個 吸入
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