『不思議な接着剤 (1) 冒険への道』はルビ振りで時間がかかっています
近日発売予定の『不思議な接着剤 (1) 冒険への道』は、相変わらずルビ振りでもたついています。
目の疲れがひどかったので、中断していたのです。眼鏡が合わなくなってきているのかもしれません。
日本語ワープロソフト「一太郎」が指定の通り小学4年以上の漢字にルビを振ってくれるのは本当にありがたいです。
ただ、手直しも結構要ります。
音読みと訓読みを区別するためでしょううか。訓読みには、例えば泣く(なく)、呼ぶ(よぶ)――という具合に、送り仮名までルビがついてしまうので、消す作業が要ります。
また、ルビが必要な場合、例えば「透明(とうめい)」、「透(とう)明」、「透(とう)めい」、「とう明」、「とうめい」のどれにするかの迷い。
今日は特に、「零点(れいてん)」、「〇点」、「れい点」のどれにするかで迷いました。わたしのkindle本は縦書きです。
「点」は自動ではルビがつかないので、学習済みということでしょうね。学習済みの漢字はなるべく採り入れたい。
「零点」だと「零」が難しいかもしれませんし、漢数字の「〇」は、縦書きでこの漢数字一つでは何となく間が抜けて見えます。
で、「れい点」にしようと思いましたが、「れい点」には「零点」と「冷点」があります。で、結局「零点(れいてん)」にしました。
「子供(こども)」「子ども」のどちらにするかは、一種の踏み絵(?)。何のことかわからないかたもいらっしゃるでしょうが、ここではこのことについては触れません。
ルビにこだわったところで、わたしのkindle本が子供に届く可能性はとても低いでしょう。
中古を手に入れるか、図書館で読むしかなかったアンリ・ボスコ『犬のバルボッシュ』(天沢退二郎訳)が、福音館文庫から昨年11月に出ていたようです。
この中にはマグダラのマリアに捧げる祈りが出てくるので、そのメモや感想を書いておきたいのですが、初の歴史小説を書くために読まなければならない本が沢山あって、なかなか時間がとれません。
関連記事:
- 2012年3月26日 (月)
Notes:不思議な接着剤 #80 南仏作家の児童文学作品に挿入されたマグダラのマリアへの祈り
https://elder.tea-nifty.com/blog/2012/03/notes80-98ca.html - Notes:初の歴史小説
https://elder.tea-nifty.com/blog/notes_7/index.html
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