アメリカのキンドルストアでは、わたしの本もLOOK INSIDE!(なか見!検索)ができます
KDPヘルプに「現在、日本では、KDP本の「なか見!検索®」はご利用いただけません」とあります。
が、アメリカのキンドルストアでは使えることに、気づきました。そういえば、キンドル作家のどなたかが書いていらした気がします。
ほら、こんな具合。
いや、なかなか。
おや、縦書きですが、横書きになっていますわね。ルビは横に小さな字で。
目次は、本によって横書きになっていたり、縦書きのままだったりしますが、長音記号が寝そべり、鉤括弧が括るのに失敗したりしているのはご愛敬でしょう。
『田中さんちにやってきたペガサス』、『すみれ色の帽子』、『ぼくが病院で見た夢』ではこの機能が働かず、表紙しか出てきません。『詩人の死』では古い表紙が出てきます。
早く「なか見!検索®」、プリント・オン・デマンド(POD)が、日本のキンドルストアのわたしのページでも使えるようにならないかなあと思います。
プリント・オン・デマンドはデザインエッグ株式会社のサービスを試してみようかと考えているのですが、もう少し待っていると、アマゾンのプリント・オン・デマンドを直接使えるようになるのでは――と思ったりもします。
「聴く、文学エッセイシリーズ」には、ぽつぽつと来ていただいているようです。GIMPと同じで(こちらもまだ初歩的段階ではありますが)、今は聴くに堪えなくとも、続けていくうちに語りも動画作成も上達することと期待して、続けてみようと思います。
- MAKI NAOTSUKA - YouTube
http://www.youtube.com/channel/UC7VXIYkq-6qymgFyavm3HbQ
ブログ→ホームページ→電子書籍パブー→電子書籍キンドル→動画YouTubeとやってきて、ホームページが前の記事に書いたように更新困難になって放置状態である以外は、同時進行中です。
ブログを始めなければ、ホームページを作るのは難しく感じたでしょうし、ホームページでタグ遣いその他に慣れなければ電子書籍はハードルが高いと感じられたでしょう。電子書籍でGIMPを始めなければ、YouTubeページのチャンネルアートやGoogle+ページのカバーもデフォルトのままだったに違いありません。
インターネットでやってきたことで無駄になったことは、不思議とありません。遅々たる歩みであっても、確実に世界が広がっています。
『気まぐれに芥川賞受賞作品を読む ①2007 - 2012』(Collected Essays 2)が完成しないのは、嫌々ながらやっているからだと思います。『村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち』(Collected Essays 1)を書くことも苦痛でしたが、あれを書くときは、パムクやル・クレジオを紹介できる喜びがありました。
今度の本にはそれが何もなく、分析に終始しています。結果は苦いレピュー集となり、肩書もない者が芥川賞受賞作品に物申すとはおこがましい行為だと思うかたもいらっしゃるでしょう。
わたしだって、嫌なのです。社会的に影響の大きい現象でなければ、放置したことでしょう。
でも、昔から馴染んできた文学作品群と近年の芥川賞受賞作品を比較してみたときに、その劣化具合に愕然とするのです。
日本の子供たちの国語力はひどく低下してきているようですが、言葉遣いも怪しい芥川賞受賞作品が読書感想文に使われたり、指標とされるようでは、そうなるのも当たり前だと思われます。文学作品は情操にも大きな影響を及ぼします。
国語力が低下し、情操に悪影響が出ているのは子供ばかりではありません。
作品を書くほうに問題があるのではなく、選ぶほうに問題があるのです。裏側に何があるのでしょうか。
まともな文学作品を読み慣れた者であれば頭がおかしくなりそうな稚拙、異常な作品をプロの文芸評論家はヨイショするだけです。こんな世界で物を書き続けていかなければならないことがわたしは心底怖ろしい。
早く終えて、萬子媛をモデルとした作品に戻りたい。そうでないと、心身共にますます病んでしまいそう。
公開は少し先になりますが、「聴く、文学エッセイシリーズ」№2のタイトルは「優れた児童文学作品には豊かな陰影がある」になると思います。ケストナー『点子ちゃんとアントン』、リンドグレーン『はるかな国の兄弟』、マクドナルド『北風のうしろの国』の分析を通して、その豊かな陰影に迫りたいと考えています。
アンデルセンの『おやゆび姫』、『人魚の姫』についても語りたいことがあります。
| 固定リンク
「パソコン・インターネット」カテゴリの記事
- グローバルな視線(?)(2024.01.07)
- Wi-Fiルーターが原因だったようです。メールに関するお詫び。(2021.12.21)
- Chrome に似た新Edge が使いやすい(2020.06.24)
- アマビエの和菓子。春雨の梅マヨネーズ(E・レシピ)。アリババが運営する通販サイトに「北海道食品モール」。自作動画の試み再燃。(2020.05.28)
- マイクロソフトアカウントの復活(2020.01.13)
「評論・文学論」カテゴリの記事
- (再掲)イルミナティ創立者ヴァイスハウプトのこけおどしの哲学講義(2020.10.17)
- 中共によって無残に改竄された、「ヨハネによる福音書」のイエス(2020.09.29)
- 「原子の無限の分割性」とブラヴァツキー夫人は言う(2020.09.15)
- 大田俊寛『オウム真理教の精神史』から抜け落ちている日本人の宗教観(この記事は書きかけです)(2020.08.28)
- 大田俊寛氏はオウム真理教の御用作家なのか?(8月21日に加筆あり、赤字)(2020.08.20)
「文学 №2(自作関連)」カテゴリの記事
- Kindle版『気まぐれに芥川賞受賞作品を読む 2007 - 2012』をお買い上げいただき、ありがとうございます!(2024.11.13)
- 神秘主義的エッセーブログを更新しました。エッセー 120「舅の死(ある因縁話)。百貨店でオーラの話。」(2024.09.24)
- Kindle版『村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち』をお買い上げいただき、ありがとうございます!(2024.08.25)
- ひと月ぶりで、すみません。「mRNAワクチン中止を求める国民連合」が発足。ハムスターの腫瘍にイベルメクチンが奏功。「えびとなすとオクラのしょうゆ炒め」(みんなのきょうの料理)。(2024.06.06)
- 『卑弥呼をめぐる私的考察』(Kindle版)をお買い上げいただき、ありがとうございます! (2024.03.18)
「芥川賞・三田文學新人賞・織田作之助青春賞」カテゴリの記事
- Mさん、お誕生日おめでとうございます(2023.11.07)
- 第29回三田文學新人賞 受賞作鳥山まこと「あるもの」、第39回織田作之助青春賞 受賞作「浴雨」を読んで (2023.05.18)
- Mさん、お誕生日おめでとうございます(2022.11.07)
- 日本色がない無残な東京オリンピック、芥川賞、医学界(またもや鹿先生のYouTube動画が削除対象に)。(2021.07.20)
- 第164回芥川賞受賞作品、宇佐見りん「推し、燃ゆ」を読んで(2021.03.29)
「電子書籍」カテゴリの記事
- Kindle版『気まぐれに芥川賞受賞作品を読む 2007 - 2012』をお買い上げいただき、ありがとうございます!(2024.11.13)
- Kindle版『村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち』をお買い上げいただき、ありがとうございます!(2024.08.25)
- 『卑弥呼をめぐる私的考察』(Kindle版)をお買い上げいただき、ありがとうございます! (2024.03.18)
- Kindle版児童小説『田中さんちにやってきたペガサス』をKENPCでお読みいただき、ありがとうございます!(2024.01.07)
- Kindle版『村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち』、『気まぐれに芥川賞受賞作品を読む 2007 - 2012』をお買い上げいただき、ありがとうございます!(2023.10.30)