『気まぐれに芥川賞作品を読む ①2007 - 2012』のタイトルが変わりそう
昨年中にざっとまとめて出すはずだった『気まぐれに芥川賞作品を読む ①2007 - 2012』だが、延び延びになっている。ここで出しておかなければと思い、一太郎を開けた。
わたしのエッセーは文学論であると同時に神秘主義論でもあることが多いばかりか、レシピや体調のこと、映画やニュースの感想といった日常的な話題からいつのまにかそれが文学論、神秘主義論になることも珍しくない。
分類が難しいので、本のタイトルはシンプルに「Collected Essays Ⅰ」にするほうがいいかもしれないと思い出した。この本の場合は『Collected Essays Ⅰ』がタイトルで、副題が「気まぐれに芥川賞受賞作品を読む2007 - 2012&文学論」。
そして、文学論の中に最近書いたばかりの以下のエッセーを加えたくなった。別の本を出してそれに加えるとなると、時間がかかり、収録し損なう心配があるので。このエッセーはわたしには大事なのだ。
- 2014年1月21日 (火)
オーラ、そしてアントニオ・タブッキの神智学的世界観
https://elder.tea-nifty.com/blog/2014/01/post-b3cb.html
だが、この記事には参照記事があれこれあり、美術書から携帯で撮った画像をそのまま載せるわけにはいかないだろう。パブリックから借りてくるか、なしにするか。
このエッセーをくわえるとなると、他の作品論、作家論も加えたくなる。この手のエッセーはかき集めれば結構あり、手を加えるべきところも多い。
何より、現在、文学論として収録予定の作品には芥川賞や文学界の傾向に触れた箇所があるのに対して、「オーラ、そしてアントニオ・タブッキの神智学的世界観」や他のエッセーにはそうした箇所がほとんどない。それを思えば、最初に予定したエッセーで構成するほうがよい気がしてきた。
厳密に分類すれば、『村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち』がCollected Essays Ⅰで、今回出そうとしているKindle本はCollected Essays Ⅱになるのだが。となると、『村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち』に「Collected Essays Ⅰ」という副題をつけ、新しいKindle本に『気まぐれに芥川賞受賞作品を読む2007 - 2012&文学論』というタイトルをつけ、「Collected Essays Ⅱ」という副題をつけるほうがいいかもしれない。
ところで、河津さんから送っていただいた本の感想を忘れたわけではない。内容に理解できないところがあったので、考えていたのだ。
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