キンドル本のXmas無料キャンペーン中です。年内に読んでしまいたい江藤淳の4冊。
現在、『昼下がりのカタルシス』『すみれ色の帽子』のXmasキャンペーン中です。
無料キャンペーン期間は、太平洋標準時12月22日(日本時間12月22日午後5時ごろ~23日午後5時ごろ)となります。無料期間中はダウンロード画面で「kindle購入価格 ¥0 」 と表示されます。
まだダウンロード数ゼロ。サンタさんになれないのかしら? そういえば、『すみれ色の帽子』に「サンタさんの弟子にはなれないわ」という章がありましたっけ。
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年内に読んでしまいたい本が出てきた。
全部、江藤淳。現在、『閉された言語空間―占領軍の検閲と戦後日本』を読んでいるが、これがまるでミステリーみたいで、面白い。いや、面白がっている場合ではないのだが。
団塊世代に多いサヨクは、左翼ともいえない理論的お粗末さ、物事の恣意的解釈、デモすらイベントに利用してしまう幼稚さが特徴的で、わたしは常々これは彼らの脳が敗戦病原菌に強く冒されたためだろうと思っていたのだが、自らにも関わってくることとして、敗戦からの自国を知ろうとするときにつきまとう何か、隔靴掻痒感の原因を探るために読み始めたのだった。
わたしは古典や大正・昭和に活躍した作家たちが好きなので、その作家たちと今の日本の作家たちとの乖離を感じざるをえないのだ。
『近代以前』は、アマゾンの内容紹介によると、「日本文学の特性とは何か」を江戸文藝を通して探ろうとした作品であるようなので、わたしの初の歴史小説の資料としても使えそうで、年末にこれを読むことで新年の創作へとつなげたい。
江藤淳は、小林秀雄のあとに出てきた戦後の貴重な文芸評論家ではないかと思う。この人が亡くなってからは日本に文芸評論家はいなくなった。文学を守る番人ともいうべき文芸評論家は不在のままなのだ。このことがどれだけ日本文学の退廃を招いたことか。
しかし、江藤淳が生きていたときは番人がいる安心感があり、かえってその著作に欲求を覚えなかった。今は虚心に求めざるをえない状況にある。
読書に熱中してしまい、年賀状が進まない。まだ5枚しか書いていない。大掃除もまだ何も。
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