『台風』の無料キャンペーン中です。『茜の帳』に初星、初コメントを頂戴して感激しています。
現在、小説『台風』の無料キャンペーン中です。19日午後5時までの5日間です。3回目ともなると、閑古鳥が鳴いているという感じですが、台風被害の増えたこのごろです、台風被害を受けた家族の物語は如何でしょう。
フィリピンがひどいことになっていますね。我が家に被害をもたらした最大瞬間風速の倍のまさにモンスター台風ハイエンがフィリピン中部を襲いました。ああなると、もう台風の概念を超えているという気さえします。
ところで、『茜の帳』に初コメント、初星を3ついただいて、感激しています。ストアでは星の数で検索できますが、逆にいえば、星なしですと、星での検索対象にすらならないということですね。
5つ星のうち星3つというのは、本として何とか合格点と考えていいのでしょうか。的を射たコメントに感心しましたが、基準がよくわからなかったので、コメントをくださった「サハラの砂狐」さんの他の本に対する評価を閲覧させていただきました。
すると、『茜の帳』より評価の高かった本は色々とありましたが、低かった本も色々とあって、星2つというのがありました。出版社から出た本、青空文庫の本に限って挙げてみると……
- 風立ちぬ [Kindle版]
堀辰雄
星2
全体125レビュー、星3.9 - 幼年期の終り (ハヤカワ文庫 SF (341))
アーサー・C・クラーク
星2
全体55レビュー、星4.6 - テルマエ・ロマエ: 1 (ビームコミックス)
ヤマザキ マリ
星2
全体244レビュー、星4.4
同じ星3つは……
- 江戸の密通 (学研新書) [Kindle版]
永井義男
星3
全体4レビュー、星4 - 症例A (角川文庫)
星3
全体52レビュー、星4.3 - レ・ミゼラブル【完全版】 [Kindle版]
ヴィクトル・ユーゴー
星3
全体15、3.4 - 闇の歴史、後南朝 後醍醐流の抵抗と終焉 (角川ソフィア文庫)
森 茂暁
星3
全体8レビュー、星4.6 - 旅行者の朝食 (文春文庫)
星3
米原万里
全体32レビュー、4.2 - 幕末百人一首 (学研新書)
菊池明
星3
全体2レビュー、星3
プロ、アマ問わず、仲間うちで星5つとか4つとか、つけ合っている作家も結構見かけて(それくらいすべきかもしれませんね)、星5つとか星4つを見慣れた感覚では星3つは劣って感じられます。
しかし、上の評価を見ると、「サハラの砂狐」さんの好みの問題といえるのかもしれませんが、星3つは光栄に思いました。
『江戸の密通』は、江戸について知りたいわたしには役に立つ面白い本だったので、過去記事で感想を書いています。
- 2013年11月 2日 (土)
キャンペーンのご報告。スナック感覚で読めて、大人な江戸の教養が身につく学研パブリッシングのキンドル本2冊。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2013/11/post-750b.html
『レ・ミゼラブル』は青空文庫ですと、無料ですが、ゴマブックスの『レ・ミゼラブル【完全版】』 [Kindle版] はまとまって読めるので、お買い得ではないでしょうか。Kindle版を読むのが可能な中学生、高校生、大学生におすすめです。
『旅行者の朝食』は、娘から借りて読みました。その本の中で出てくるハルヴァを食べてみたいねーと娘と話していたところ、11月8日放送のNHK「グレーテルのかまど」 で採り上げられていました。
ロシア語同時通訳者であり、作家でもあった米原万里さんの『旅行者の朝食』は、わたしにはとても楽しい本でした。娘は米原万里さんの本にすっかりはまっています。
向かって左が文庫版、右の安いほうがKindle版です。
以下は、恥ずかしながらわたしの『茜の帳』。Kindle版しかありません。
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