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2013年11月 7日 (木)

ペンネームの人格

名刺が届きました。頼んだのは、過去記事で書いた名刺屋さんで(携帯からなので、過去記事にリンクできず)、綺麗な仕上がりに感激しています。

迷いましたが、ペンネームをメインにし、本名は住所欄にフルネームで併記しました。

名刺屋さんは宛名にどちらも省かず、そのまま書いてくださったので、名前が二つ並ぶ格好になっていますが、問題なく到着しました。

前回は本名で作ったので、新鮮に感じられ、このペンネームでやっていくんだわ……と思いました。

直塚万季の目で眺めるこの世。違いますよ、ホント。物書きとしてのわたしの名は、これで完全にペンネームの方が優位に立った気がします。

マダムNのNは本名からとったNでしたが、マダム直塚のNでもいいわけですね。

でも、マダムNのほうには本名のNが色濃くて、直塚万季さんとはやはり違います。ブログを管理しているのは相変わらず本名のマダムNさんのようです。

過去記事でも紹介しましたが、新漢字を旧漢字の画数に変換なさらない郷宮徳峰先生のご本によれば、わたしの場合、本名は24、ペンネームは31になります。

本名の画数はとてもよくて(ただ五行のバランスは本名、ペンネーム共によくなく、病気になりやすいかも)、大幸運のはずですが、うーん。これはどの方式で画数を求めても、大幸運と出るのですが、変ですね。

旧姓の画数は22で、若かったせいもあるでしょうが、精神的にとても不安定でした。

異常なまでに体面を気にし、潔癖、純粋で、決して人に弱みを見せまいとしていました。

だから、独身時代のわたしを知る人は、とても恵まれた、思い通りに生きているクールな人で、悩みなんかない人に見えた……などといいます。

平気で何もかもさらけ出している今のわたしとはまるで別人です。

名前とは関係なく、単におばさん化しただけのことかもしれませんが。

結婚して、よくも悪くも本音で生きざるをえなくなったと申しましょうか。気取ったところで、何にもならない男と一緒になったのです。

これはこれで、失ったものもそれなりにあるという気がしますが、内面的に不動性が備わったと感じてはいます。

でも、女としては傷つきやすい、家族のことをいつも心配している、くよくよしやすいところがあって、よくも悪くも主婦の典型――的なところがあるのです。

直塚万季は文学に特化したペンネームですし、画数的にもクールで実行型のところがあるようです。

本名のわたしであれば、もう少し引っ込んだり、休んだりするような局面でも、眉一つ動かさず……といった徹底性が備わったのです(ホント?)。

いや、まあ、そんな願望を籠めてペンネームを自分に与えたと申しましょうか。今のままでは、あまりにも物書きとして未完に終わってしまいそうですからね。

がんばります。

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