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2013年9月 7日 (土)

「静かな時間に」キャンペーンでダウンロードしてくださった皆様、ありがとうございました

 アマゾンのKindleストアで販売中の電子書籍『茜の帳』(幻想短編小説、萬子媛に関するエッセー、俳句 その後廃刊)、『昼下がりのカタルシス』(神秘主義小説)の無料キャンペーン、題して静かな時間にキャンペーンは、昨日の午後5時ごろ終了しました。

 ダウンロードしてくださった皆様、ありがとうございました。ご報告は現在、1週間くらいの時間を置いて書くようにしています。

 ところで、Kindleストアで販売中の全かな『マドレーヌとわたし』は、小学校低学年くらいまでの子供を対象に書いたものでした。

 でも、それくらいまでの子供が電子書籍を読むことはあまりないんじゃないかと思います。それはわかっていたのですが、あえて自己出版しました。紙の本を出版できる当ては皆無なのですから。

 で、それはそのままにして、今回同じ作品を一般の人々のために漢字を使用して大人向きの新装版を作成してみました。

『マドレーヌとわたし』は子供の夢と空想を織り交ぜた抽象的なところのある作品で、内容的には大人のものとも子供のものともつかないものなのです。

 小品ですが、自分では結構好きな作品なので、新装漢字版を全かな版とは別にkindleストアで販売できたらと思い、KDPに提出して現在審査中です(通ればいいけれど。もし通らなかったら、表紙絵だけでも替えます)。

 読みやすさを考えて漢字に替えるだけなので、すぐに仕上がるかと思ったら、これが馬鹿に時間を食いました。へとへとになりました。

 新装版なので、表紙絵も別に作成しました。同じマドレーヌですが、全かな版のマドレーヌはなぜか下膨れが目立つ幼い感じの昔撮った写真で、イメージが違うなと思っていました。今回、デジカメが調子悪く携帯で適当に撮りましたが、その写真を使用して以下の表紙絵となりました。

 このお人形の名前は作品ではマドレーヌとしか出てきませんが、実は、マリー・マドレーヌ、そう、マグダラのマリアなのですね。主人公のかすみがつけた名前ではなく、彼女に人形をくれた人がつけたのでした。作品にはそのあたりのことは全然出てきませんが。

 そのあたりの事情を詳しく書くとなると、また別の物語を書かなくてはなりません。そのうち、書きたいと考えています。書かなきゃいけない作品だらけ。とりあえず、『すみれ色の帽子』『地味な人』を出してしまわなくては。

 そういえば、7月のニュースだったと思いますが、「子ども」表記を「子供」に-下村文科省 公用文の統一を指示-という記事を読みました。

 当ブログで採り上げるつもりで、忘れていました。

 これでようやく、堂々と「子ども」を「子供」と書けます。児童文学共産圏の主張では、「子ども」でないといけない理由があるようでしたが、その理由がわたしにはあまり納得できず、何にせよ、「こども」か「子供」でないと文章的に馴染まない気がしていました。

 意味がわからない方はググってみてください。

Mm23blog

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