『昼下がりのカタルシス』の提出を終え、創作へ
小説『昼下がりのカタルシス』の提出を終え、ホッとしたところです。パソコンにへばりついて校正しているうちに、あちこち手を加えたくなり、最終段階で時間を食うことになりました。
九州芸術際文学賞に応募するつもりでしたが、これからの取りかかりでは間に合いません。作品を完成させるために、賞応募という制限を設けてがんばろうと思いましたが、それには副作用がありますしね。
もういっそ、児童小説『不思議な接着剤』に取りかかろうか、と思ったり。『昼下がりのカタルシス』が『接着剤』のためのリサーチの副産物であっただけに、気分は『接着剤』という感じです。
GIMPの使い方を忘れないうちに、もう少し電子本を作成するのもいいかも。明日までにどれでいくか、決めます。
『昼下がりのカタルシス』は本格的な神秘主義小説になったと思います。まあ今の日本じゃ、イミテーションでないと歓迎されないのかもしれませんが。お遊びでないと、いけないんでしょう。
小学生の課題図書を見ましたが、課題図書のコーナーとしては何だか貧相だった……。純文学なんて・ない、といわれるくらい、今の日本じゃ純文系の書き手は冷や飯を食わされていますが、読書感想文となると、純文系の作品でないと、サマになりませんね。
純文系とエンター系の違いが、こんなときにわかります。文体ではないですね。内容もこうとはいえず、エンター系のほうがむしろ説教臭くて、教育好きな感じがあります。でも、クラシック音楽とポピュラー音楽の違いを考えれば、どう違うかわかるのではないでしょうか。
どのジャンルのものにもそれぞれのよさ、必要性があり、優劣はつけられないと思いますが、適材適所といいますか、読書感想文には純文学系のものがよいですね。
芥川賞作品は立ち読みの雑感を書いただけなのに沢山アクセスがあり、当惑しています。これまで、書評を書くために『文藝春秋』を買っていましたが、広告を見るとホラーみたいで……気持ちが萎えてしまいました。
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