映画『ローン・レンジャー』を観ました。おフランスのクッキー坊や、再び。
先日、デップ様主演の白馬の魅力全開映画『ローン・レンジャー』 を観ました。
ゴア・ヴァービンスキー監督、ディズニーのアクション・西部劇映画です。ジョニー・デップは、郡検事ジョンをローン・レンジャーとしてよみがえらせ、共に悪に立ち向かう悪霊ハンター、トントの役。
デップ様が目的でしたが、大活躍する白馬シルバーがもう! 容貌は好みではなかったのですが(馬のです)、列車の上を疾走する姿ときたら、限りなくすばらしかった!(馬好きなので、どうしても過剰な表現になること、お許しください)
デップ様のよさは生かされていましたが、全体に『パイレーツ・オブ・カリビアン』よりお手軽な作りの感じでした。それだけに気軽に楽しめましたけれど。
デップ様は、フランス人、アイルランド人、ドイツ人、インディアンのチェロキー族の血を引いているとか。複雑な血があの何ともいえない魅力を作り出しているのかもしれませんね。
インディアン男性トントの役にもはまっていました。ペインティングのしすぎで、お顔がよく見えなかったのがやや残念でしたけれど。
エジプトの象牙でできた義足から銃口を飛び出させる興行小屋の女主人役を演じていたのは、ヘレナ・ボナム=カーター。『アリス・イン・ワンダーランド』で赤の女王を演じた彼女は相変わらずの存在感でした。
『ローン・レンジャー』はウィキペディアによると、1933年にラジオドラマ→アメリカン・コミックス化→テレビドラマ化(1949年-1958年、全221話)→映画化(1956年・1958年・1981年・2013年)と何度も姿を変えて大衆の前に現れています。人気のほどが窺えますね。
夫は子供の頃にテレビドラマの『ローン・レンジャー』を観ていたそうで、その『ローン・レンジャー』はヒーローものの素朴な西部劇だったとか。
白馬にまたがって「ハイヨー、シルバー!」と叫ぶのが印象的だったそうで。日本でテレビ放映されたのは1958年からだそうです。わたしはその年の生まれですから、夫との年の差がわかるでしょう?
『鞍馬天狗』もテレビドラマ版『ローン・レンジャー』も知らないわたしにとってのヒーローは鉄腕アトムでしょうか。アメリカのテレビドラマでは「宇宙家族ロビンソン」かしら。
帰りに、いつものようにカルディコーヒーでコーヒー豆を買いました。そこで、写真のクッキーを見つけ、再会を喜んで買いました。娘がフランス旅行のお土産に貰ったことのあったクッキーだったのです。記事にもしていました。
クッキー坊やの大雑把な造形と、それほど甘くない素朴な味わいが嬉しいクッキーです。
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