博多で ③お土産のコーヒー豆。ジャン=ポール・エヴァンで(近日電子出版予定の小説『昼下がりのカタルシス』のご紹介)。
夫がサイフォンで淹れるコーヒーに凝っていることは前にもお話しましたが、わたしたちが普段よく利用しているのは、カルディコーヒーファームのお店です。
夫へのお土産にチョコレート(夫は昔からチョコレートが好きです)とコーヒーのどちらがいいか尋ねると、コーヒーといいました。
カルディのコーヒーには満足しているのですが、せっかく博多に出たのだから、(大分にもあるのだろうけれど)普段は買わない、高級感のあるコーヒー豆にしたいと思い、岩田屋地階のキーコーヒーの売り場へ行きました。
その前で、商品を見ながら夫に電話。夫が選んだのは以下のコーヒー豆。以前から、このコーヒー豆が気になっていたようです。
- キーコーヒー ホームページ
http://www.keycoffee.co.jp/
そのあと、娘と同じ階にあるジャン=ポール・エヴァンへ行きました。
- ジャン=ポール・エヴァン ホームページ
http://www.jph-japon.co.jp/
ジャン=ポール・エヴァン 岩田屋博多店
福岡県福岡市中央区天神2-5-35 岩田屋本店 本館B2F
営業時間 10:00-20:00
定休日 不定休
ラストオーダー 19:30
写真をブログに載せていいかお尋ねすると、笑顔の素敵なお店の女性が快く「どうぞ」と許可してくださいました。
といっても、わたしも娘も携帯しか持っていかず、ちゃんとした写真が撮れたわけではないのですが。
上は娘が注文したピラミッド形のピスタチオのチョコレートケーキ。スポンジに洋酒が利いていたとか。下がわたしの注文したヘーゼルナッツのチョコレートケーキ。美味でありました。
そういえば、2年前に行ったときはマカロンのセットにしたのでした。そのお味に感激し、わたしは小説に使いました。ついでに、近日電子出版予定の神秘主義小説『昼下がりのカタルシス』をご紹介しておきます。
この小説は九州芸術際文学賞に応募し、地区予選も通過できませんでしたが、趣味性の高い(わたしの場合ですと、神秘主義に偏る小説になります)、ちょっとお洒落なこのような小説は、土着性の高い、生理に依拠した小説が好まれる九州芸術際文学賞では最初から勝ち目がないと踏んではいました。
賞を世に出るための手段と考えていた無謀無知無策な長い年月がわたしにはありましたが、今では賞を完成度を高めるための手段とするようになっています。以下は賞に応募したときの梗概です(電子出版の際には、この梗概と抜粋は削除します)。女性主人公の名前は直塚万季となっていて、ああそうだった、ペンネームをここから採ったんだった――と思い出しました。
この『昼下がりのカタルシス』は、児童小説『不思議な接着剤』の副産物といってよいもので、『接着剤』を執筆するために必要なリサーチを続ける過程でふと書きたくなったのでした。
女性主人公の名前がペンネームと同じではまずいので、ここではMNとしておきます。電子出版の際には別の名前を考えます。
……(引用ここから)……
梗概「昼下がりのカタルシス」電子出版のため、削除しました。すみません。(2013年8月13日)
以下は、作品からの抜粋です。作品の登場人物が出揃う場面です。
……(引用ここから)……
電子出版のため、削除しました。すみません。(2013年8月13日)
以下が、ジャン=ポール・エヴァンのお店が出てくる場面です。
……(引用ここから)……
電子出版のため、削除しました。すみません。(2013年8月13日)
……(引用ここまで)……
まだ本の値段は決めていませんが、同じ神秘主義系の小説『詩人の死』と同じ300円になると思います。KDPセレクトに登録するかどうかはまだわかりません。
お土産にマカロンを買って、ジャン=ポール・エヴァンを出ました。
博多駅に、卑弥呼の博多人形が飾られていました。
歴史エッセー『卑弥呼をめぐる私的考察』も電子出版するつもりですが、電子出版したい作品が多くて作業が追いつきません。
ジュンク堂で以下の本を買い、すっかり満足して博多を後にしました。
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