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2013年7月30日 (火)

また石の旅行

腎臓結石らしき左腰の痛みがあることは前に書いた。

尾籠な話になって申し訳ないが、昨日、尿意を覚えてトイレへ行ったとき、前回の排尿から数時間が経っていたにも拘わらず、尿が一滴も出なかった。

これは気持ちの悪いもので、冷や汗が出て気分が悪くなってきた。原因は結石であることが想像できたので、腹部に力を入れていきむようにしてみた。

すると、何と尿が後ろに迸った。こんな尿の出方は珍しいので、石が排尿を邪魔していることが想像できた。

このときは石が出たかどうかわからなかったが、しばらくしてまたトイレへ行ったとき、尿はまともな方向へ勢いよく迸り、溜まっていたのか、かなりの量だった。

わたしは腎臓結石を患うようになってから、しばしば、小便小僧になったような爽快感を味わう。

この排尿後、何ともなくなった。石は終着点に無事に到着し、そこから海(便器)へダイビングしたのだろう。コツンという音は確認できなかったけれど、それ以外の結論は思いつけない。いやー、おめでとう!

しかし、石には連れがいたようで、その連れは再度わたしの左腰の痛みを惹き起こしたのだった……!

午後8時ごろに痛みをこらえながら料理を済ませた。一旦椅子に座ると、痛みで立てなくなった。

娘に手を引っ張って貰って立ち上がり、楽な姿勢を探して横になった。形が自由に変えられる砂枕に似たクッションで腰を固定し、仰臥していると楽だ。

少しでも動くと石を刺激するのか、痛い。で、左足を立てて仰臥したまま(今はこの姿勢がベスト)、数時間。

おなかが減っても、動けないので(わたしのぶんのご馳走が干からびていく)、チョコレートアイス(森永のチェリオ)を持ってきて貰い、仰臥したまま食べた。チョコレートのかけらが首筋に落ちたが、ウェットティッシュに手を伸ばすことすら、石が怖くてできない。

エプロン、頭の覆い、服、、全てに料理の匂いがしみついているが、着替えにも行けない。

仰臥していると、左腰に鈍痛を感じるものの、それ以上のひどい痛みは生じず、楽なのだ。姿勢を変えようとすると、じんじんした重い痛みに襲われる。でも、さすがにつらくなってきた。

痛みを畏れず起き上がって動けば、うまい具合にまた石が最終地点へ転がり落ちてくれるかもしれないのだ。

ではでは、あなた様はよい夢をごらんになってください。わたしはこれから試練に突入いたします。

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