児童小説『田中さんちにやってきたペガサス』のレビュー、ありがとうございます!
自作でググったところ(レビューやリンクをしてくださっているサイトがわかるので、たまにやります)、以下のブログで、拙著『田中さんちにやってきたペガサス』のレビューをしていただいていました。
- まるく堂の電子書籍やろうぜ!
http://marukudo.hatenablog.com/
2013-04-21
恐れながらのレビュー
http://marukudo.hatenablog.com/entry/2013/04/21/014042
温かみのある、懇切丁寧なレビューに感激しました!
無料キャンペーンをすることにいくらか疑問が湧いたりもしていたのですが、このように読んでいただき、レビューまでしていただいていたのだと思うと、またやってみようという気持ちになります。
この作品、過去記事で書いたように「第20回小川未明文学賞」に応募して、一次も通過できませんでした。ゼロ次止まりだったのです。ゴミ箱行きとなって、とっくにこの世から消え失せていてもおかしくない作品でした。
電子出版してみてよかったとつくづく思いました。
レビューでお書きになっていたことは、とても参考になりました。自分でも、懸念のあった点がわかりやすく連ねてあって、驚きました。
実は、この作品、続編を予定しています。続編を書くときの参考にさせていただきますね!
まるく堂様、本当にありがとうございました。ライン以下に、レビュー全文を紹介させていただきます(掲載にご許可ありがとうございます)。
ところで、サイドバーの「まるく堂CM」に表示されていた以下のkindle本は面白そうです。
また、当ブログには毎日複数の方々が、kindle本の作り方、出版の仕方に関する検索ワードを打ち込んでお見えになります。以下のkindle本は参考になりそうですよ。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
“2013-04-21
恐れながらのレビュー
http://marukudo.hatenablog.com/entry/2013/04/21/014042こんばんは、まるく堂です!
恐れながらでありますが、とある方のアドバイスの下、
他のKindle作家さんの著作のレビューなんかを
ちょっとしてみたいなあ、と思ったりした次第です。
基本は無料で出版されている方のものを
取り扱いたいと思います。
実はまだギフト券…買ってないんです…
今回、読んだのはコチラの本です…
田中さんちにやってきたペガサス
田中さんちにやってきたペガサス
作者: 直塚万季
出版社/メーカー: ノワ出版局
発売日: 2013/02/21
メディア: Kindle版
クリック: 1回
この商品を含むブログ (2件) を見る主な登場人物は田中さんちの家族です…
息子の友暁(ともあき)は、犬のペット「ロロ」を
亡くしたばかり、
お父さんは勤めていた会社がつぶれ、
現在は失業中…
お母さんは病気がち…
と、この田中さんちの家族はそれぞれに
悩みを抱えているのです…
そんな中、田中さんちにやってきたのが
ペガサスの子供だったのです!
家族はペガサスを「エニフ」と呼んで、
飼うことにします。
この出会いによって、3人の人生に
少しずつ変化が現れて…というものです。
基本的な文章は、童話を思わせるような柔らかい文体です。
「子どものための純文学コレクション」ということで
読みやすいと思います。
またギリシア神話への造詣も深く、
いろいろと文中のうんちくも楽しめました。
読後もどこか心あたたまる感じを受けました。
作者様はいろいろな人生経験をされてきた方で
私がレビューするなど本当におこがましいのですが、
そういう事前知識は一切なしに読ませていただきました。
なので感想も交え、気になったと言うか要望と言うか、そういった点も少々書かせて頂きます。
一つはペガサスの「エニフ」に乗れる唯一の少年「友暁(ともあき)」のこと。
彼をもう少し活躍させて欲しかったなあと思いました。
「子どものための文学」ということなので、同じ年代で共感を持てる
彼にこそスポットライトが当たった方がいいと思いました。
また、この「ペガサスに乗れる」という要素をもう少し掘り下げても良かったかなあ、と。
どちらかというとこの作品では「お父さん」の方が主人公です。
作者様もそのつもりで書かれてると思います。
実は音楽の道へ進みたいが、
家族のため、安定のために別な道を選んだお父さんの苦悩により焦点が集まっているのです。
ただ、そうなると「ペガサスに乗れる」という
友暁の魅力的な要素が相殺しあって、
「え?主人公どっち?」とどっちつかず感も正直感じました…
あと、エニフの可愛らしい描写もあるとなおグッドだと
トラ男とヒョウ女というキャラクターが出てくるのですが、
彼らはすごくイイ!
彼らが出たときは、物語に一挙に弾みが出たように思います。なのでこの面白いキャラクターももう少し活躍して欲しかったかな、と。
と、こうだったらなあ、と言う要望を書き連ねてしまいましたが、全体的な雰囲気も良かったし読んで損はしないと思います。むしろ無料でこのクオリティーが出せるのはすばらしいですね。
(現在は無料キャンペーンが終わり、有料となっております)
私に書けと言われても死んでも無理です。
下手くそなレビューですみませんが
これにてレビュー終了です。”
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コメント
こんばんは~
まるく堂と申します。紹介していただいてありがとうございました!長塚さまの作品の魅力を充分に伝えることが果たして出来たのかどうか甚だ疑問ではありますが、レビューしたことで、こうしてほんの少しでもつながりを持てたことが嬉しいです!
ところで唐突なのですが、長塚さまは映画はお好きですか?ただ今、私の書きました「ハリウッドクイズ50男性編」という書籍の無料キャンペーンをやっておりまして、恩返しというわけでもないのですが、ぜひお読み頂けたらと思いましてコメントさせていただきました。ただの連絡なので、こちらのコメントは表示しなくて大丈夫です。それでは!
投稿: まるく堂 | 2013年5月10日 (金) 20:54
まるく堂様、コメントに気づいたのがたった今で、既に「ハリウッドクイズ50男性編」をダウンロードさせていただき、勝手にブログでキャンペーン中であることを紹介させていただいたあとでした。
こんなに嬉しいコメントを頂戴していたとは……ありがとうございます
コメントの公開、お返事遅れて申し訳ありません。
このコメントを拝読する前に、わたしのほうでもシナリオに関するコメントをさせていただきましたが、押しつけがましいものだったのではないかと心配です
よい小説をお書きになれそうな気がして、つい書きすぎてしまいました!
投稿: マダムN | 2013年5月11日 (土) 15:48