『茜の帳』の小説のみ電子書籍化完了、あとは関連エッセー。ブロッコリースープ
短い作品なのに、文芸同人雑誌「くりえいと」からの清書がくずくずして進まなかった幻想小説『茜の帳』。たった今その作業を終えました。まだエッセーが残っています。
小説と小説の付録として書いたエッセー『萬子媛抄』を一部に、当ブログに書いた萬子媛に関するエッセーを集めて二部としたいと考えています。
『茜の帳』は、現在55歳のわたしが37歳のときに書いた小説なのですが、当時はまだ神秘主義的体験は少ないながら、死生観は現在と変わらないなあと思いました。前世は老人の修行僧として人生を終えたという霊的な記憶を幼児期から保持しているので、そのほうが自然といえば自然でしょうが、よく保持できたものだという気もします。
そんなこと誰かにいえば、今の日本では確実に頭を疑われますからね。だから、わたしはブログでは大っぴらに書きますが、人に話したことはほとんどありません。神智学の知り合い以外には。
また、霊的次元で萬子媛にお目にかかるという体験は昨年が初めてだったにも拘わらず、わたしはまるで萬子媛の薫り高さを当時から知っていたみたいに書いています。小説に出てくる茜という召使いに次のようにいわせているのです(ネタバレにならない程度に、以下に宣伝を兼ねた引用)。
“夜空を紅紫に染めんばかりに美しいその女の人はほのかに身じろぎをすると、繊細な気配を漂わせた。
「わたくしはこのように女体のように見えていましても、空間をすみかといたす者。白狐霊という異名がございます。そう、媛さまの色香が移った衣のようなものでございましてね、清い下働きもいたしますが、卑しい素性のものですの」 ”
表紙、どんなものにしようかしら。
これから夕食の準備です。アラカブの煮付け、焼き厚揚げ、玉葱とじゃがいものサラダ、味噌汁という地味なメニュー。
また料理の写真が溜まりつつあります。そのうち、アップしますね。
あ、以下の写真は、時間がないときに急いで作ったブロッコリースープです。固形スープ1個、2カップの水、刻んだブロッコリーを鍋に入れ、ブロッコリーが柔らかくなると牛乳2カップを加えてミキサーへ。ミキサーの中身を鍋に戻して温め、塩こしょう。
時間があれば、牛乳はあとで入れますが、鍋の中身が冷めるのを待てなかったので、冷たい牛乳を入れて冷まし(?)、ミキサーにかけました。熱いままのスープをミキサーに入れると危ないので。牛乳の泡が立ちますが、これが美味しかったりして。玉葱を入れても美味しいでしょうね。
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