泌尿器科受診(手術は見送り)
副甲状腺の手術をするかしないかを伺うために、受診した。
今回は見送ることになった。先生がおっしゃるには「条件が出揃わないので、勝負したとしても、勝つ自信がない」そうだ。
わたしとしても、手術には早いような気がしていたので、納得のいく結論だった(今、何日も家を空けたくないという思いがあったので、ホッとしたというのが正直なところだ)。
ただ一方では、手術すれば、体調がグッとよくなるのではないかという期待感も高まりつつあったので、がっかりする気持ちもあった。また副甲状腺腫が熟するのを待つ間に体調がじわじわと悪くなる可能性はあるのか伺うと、あるそうで、それを思うとまことに憂鬱だ。
某大学病院のホームページでは、手術前に左右どちらが腫れているかの特定が出来ていたケースは、できていなかったケースより少なかった。
「このあたりでこの関係で有名な病院というと、野口病院ですよね。セカンドオピニオンを受けたくなったときは、紹介状を書いていただけるでしょうか?」と伺うと、快い表情になられ、書いてくださるそうだ。
何しろ、野口病院は甲状腺・副甲状腺関係ではわが国で最も著名な病院だ。
娘は小学校6年のときに橋本病(甲状腺機能低下症)を発見され、久留米大の小児科・内分泌専門の先生に診て貰っていたが、8年前ここに引っ越すときに別府市にある野口病院へ紹介状を書いて貰い、半年に一度の割合で通院している。
カルシウムの数値が基準値をオーバーするようになれば、そのときに野口病院への紹介状を書いて貰うのもいいかもしれないと考えたりしている。
それと、今回のことでつくづく不便さを感じたのが――5年前の入院のときにも思ったことだが――循環器科(循環器クリニック)と副甲状腺でかかっている内科・泌尿器科(日赤)とが別の系列の病院に属するという点だった。
先生方のテリトリー意識というものは、田舎だからなのか、この県ではかなりのものがある。
副甲状腺の手術は、ググってみると、それほど体に負担がありそうではないが、それでも全身麻酔であるし、心臓に持病のあるわたしには不安なものがある。わたしにとって一番弱点と感じるのが心臓なので、手術を受けるなら、循環器クリニックの先生とつながりのある病院で受けたいというのが本音だ。
薬剤性肝炎のときは循環器クリニックの先生の紹介で大学病院を紹介して貰い、連係のよさには気持ちのよいものがあった。
それは日赤の場合にもいえることで、5年前の入院時には、内科、脳神経外科、整形外科、泌尿器科の連係がとれていることに快さがあったが、やはりそこに循環器科が抜けている不安があったのだった。
循環器クリニックでは、野口病院の紹介でクリニックに通院するようになった患者さんをちらほら見かける(患者さん同士の会話からそうと察せられる)。
月曜日の内科受診の際、もういっそ副甲状腺の検査は循環器クリニックで受けたいという希望を告げようかと思ったりもする(循環器クリニックの診療内容には内科もある)。そして循環器クリニックの先生から野口病院への紹介状を書いて貰う……なんか、面倒だな。
それに、整形外科の先生は内科での血液検査を参考にしていらっしゃるから、その連係がなくなるというと、わたしのほうで血液検査の結果その他についてお伝えしなければならなくなる。整形外科は他へ変わりたくない。
内科も整形外科も半年に一度の定期検診のペースに落ち着いてきているのだから、当分は今のままでいいかなと思ったりもする。
今後、受ける可能性のある手術は心臓弁膜症(現在は軽度の僧帽弁疾患と三尖弁疾患)、頭と膝の骨腫瘍、副甲状腺腫だが、寿命までどれも受けずに済む可能性だってある。
この件については、しばらく考えてみたい。
本当いうと、手術すれば健康を回復できるかもしれないという夢に早くも浸っていた。不健康だと、何かと不経済で、不自由感が増し、この世におけるわたしの領土(?)がじわじわと縮小していっているかのような、いい知れない不安感がつきまとう。
手術できないとわかって、一瞬どす黒い憎しみが湧き起こったほどだった。その不安感も、あるいは副甲状腺の影響かもしれない。副甲状腺機能亢進症は不安感をもたらすこともあるようなのだ。
また、これは副甲状腺とは関係ないが、最近、ブクブクと感じる不整脈が起きたときに意識を失いそうになり、その間何もできなくなるのが不便で仕方がない。これ、本当に心配要らない期外収縮なのかなあ。循環器クリニックに行ったときに再度お尋ねしてみよう。
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