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2013年4月10日 (水)

泌尿器科(副甲状腺CT)、内科受診

 泌尿器科受診。

 ホールPTH(副甲状腺ホルモン)はだいたい毎回基準値を超えている。カルシウムは基準値内ではあるが、今回上限値ちょうどにまで来た。エコーでは4つある副甲状腺のうち右が腫れていて、副甲状腺腫大(腺腫)かリンパ節腫大が疑われるという。

 シンチグラフィでは認められなかったが、シンチでわからなかったとしても、影響している可能性はあるという。

 腎結石ができやすいこと、骨関係のトラブルが起こりやすいこと、副甲状腺機能亢進症の場合は不整脈にも関係することがあるそうだ。不安に駆られやすい、不眠など、精神症状を惹き起こすこともあるらしい。

 こうした現象を惹き起こす臓器が他にあるかどうかをお尋ねしてみたところ、他にはないとおっしゃる。副甲状腺はカルシウムを調整している。

 副甲状腺機能亢進症は、だいたいが20年くらいの長い経過をとる病気だそうで、手術後に「そういえば20年くらい前から」と、思い当たる節がある患者さんも少なくないそうだ。そして、腫瘍をとったあとは腎結石にならなくなったり、骨粗鬆症が改善されたりするという。

 ※腎結石に悩んでいるかたは、一度、副甲状腺の検査をして貰ったらいいと思いますよ。

 泌尿器科の先生がおっしゃるには、わたしの副甲状腺腫は「まだ熟していないのかもしれないね」。

 ググってみると、副甲状腺機能亢進症に気づかずに骨粗鬆症を進行させ、あるとき急に強烈な痛みと共に身長が低くなった(もろくなった骨のために背骨が……)などという怖ろしいケースが出て来た。

 受けた障害は副甲状腺腫を摘出しても直らないとあった。そう思うと、もし本当に副甲状腺機能亢進症があるのだとすれば、病気がひどくならないうちに摘出してしまいたい、とわたしは思う。

 腫れているのは1つで、甲状腺は4つあるから、1つとったとしても大丈夫だそうだ。手術するとすれば、入院は1週間。

 5年前の検査入院時には手術に否定的だった先生だが、「今回、初めてカルシウムが上限超えそうになったね」とおっしゃり、手術をしたほうがいいかもしれないという考えに傾きかけられたようだ。

 で、手術をするなら、今月はいっぱいだから、5月に……というところまで話が進み、どの甲状腺が腫れているかを単純CTで確認しておくことになった。

 ところが、CTでは何と左が腫れていると出た。どれかわからないくらい、軽微な腫れなのだろう(リンパ節腫大かもしれないし)。

 摘出すべき副甲状腺がどれかもわからないまま、手術するわけにはいかないようだ。放射線科の先生に相談したうえで、手術をするかどうかの決定が行われることになった(単純CTより造影剤を使った撮影のほうがわかりやすいそうだから、あるいは検査の追加が行われたうえでの決定ということになるのかもしれない)。

 今週中には手術するかどうかがはっきりする。その報告をするため、来週また内科を受診することになった。

 手術を見送るということになると、副甲状腺腫が熟するのを待たねばならないということだ。もし、そこから体調の悪さが来ているのだとしたら、憂鬱な話だが、摘出しなくてよいかもしれないものを摘出したいとはわたしも思わないので、今後も経過観察をお願いすることになるのだろう。

 このところ、病院に頻繁に出かけるので、それだけでくたびれてしまった。昨日、食後、急に脳貧血を起こしたように気が遠くなった。こんなに疲れやすいのは、何にしてもおかしいとわたしはずっと思ってきた。それが副甲状腺のせいかどうかはわからないけれど。

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