あと2冊、本を出したら、創作に入る予定
3月になったら創作に入る予定だったが、夏以降の予定を考えると、7・8月は純文学小説『侵入者』の続編、その後は10月末に締め切りの「日田文学」臨時号(まだ参加希望の葉書を出していなかった!)に提出する作品を書かなくてはならないことを考えると、時間がいくらあっても足りない。
実は、3月に創作したいのは、「鬼の創作道場」に応募するための作品。できたら2編書きたいと思っており、わたしは筆が速いとはいえないから、早くとりかかりすぎるということはない。
児童文学は、大人の小説を書くときとは別のところで、難しさがある。ましてや、わたしはいささかジャンル違いのところへ、ズーズーしくもまた応募しようとしているのであり……やはり、心惹かれる審査員の先生がたや、掲載作品に出合えるからだろうか。
だから、一日も早く創作に入りたいと思っていたが、夏以降のことを思えば、評論『村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち』、歴史エッセー『卑弥呼をめぐる私的考察』を電子書籍にしておきたい。10日までには作業を済ませたい。
4月には、純文学小説『茜の帳』(付録:エッセー『萬子媛抄』)、『昼下がりのカタルシス』、『詩人の死』くらいは電子書籍にしてしまいたい。
そして5・6月は、中断中の長編児童小説『不思議な接着剤』をいくらかでも進めたい。
Kindleストアに出した著作については気にかかるが、今後は時々チェックに行く程度にして(どうせそのうち大量のKindle本の中で埋もれる宿命)、ストアを信頼してお預けしよう。
あの近くで起きた火事のことを思えば、こうして馴染みの部屋でパソコンを打っていられるなんて、本当にありがたいことなのだ。あの火事で、火元周辺には結構被害があり、住人不在の室がいくつか出ている。なかなか修理に入れない状況にあったりもするようだ。
憑かれたように立て続けに6冊出した心理には、あの火事の恐怖が潜んでいたような気がする。おかしな不整脈が増えたことが、それに拍車をかけた。
『卑弥呼をめぐる私的考察』は1997年に(旧)「関西文学」、『村上春樹と近年のノーベル文学賞作家たち』は2009年に「日田文学」に掲載していただいた作品で、ずいぶん年月が流れてしまったなあと驚く。
だが、どちらも、内容的にはまだ有効であると思われる。人間、いつ何があるかわからないことを思えば、この2編はとにかく電子書籍にしておきたいのだ。
過去、公開していた作品であり、非公開後もこれらの作品に触れることがしばしばあるので、またKDPからパブリックの無断借用ではないかとの問い合わせのメールが届くのかしら。
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