胸の圧迫感にスプレー1回(総噴霧回数36回)。Kindleストアが蚤の市に見えてきた。
今日、循環器クリニックに行く予定だった。
が、朝から心臓の具合がパッとせず、ぐずくずしていた。スプレーを使って、胸の圧迫感が何とか消えても、気分が優れず、出かけたくない。
午後から行くか、明日か明後日に延ばすか、迷うところ。
病院の待合室がお年寄りの憩いの場となっていて、風邪をひいた誰それさんが来ていない――といった揶揄が流行ったことがあった。
今のわたしも同じことをしており、逆のいいかたをすれば、体調のよいときでないと病院にも行けないくらい、体力がなくなっている。
病院を《憩いの場》とする病気のお年寄りは普段、急性の病気のために病院に行く健康な人とは違う目的で病院に通っている。定期検診か、継続的な治療のためだ。それが、生命の維持、そして体を動かして生活していくためには、もはや欠かせない行為となっている。
お年寄りだって、命に関わる急性の病気にかかったと思えば、体調が悪くても病院に行くのだろうが、そうでもないと思えば、別の日に行く。体調の悪い動物がじっとうずくまっているように、じっとして体力の回復を待つのだ。
患者数の多い病院では、待つのも一仕事だ。仕事を増やしたくない。体力の消耗を防ぐために、必要以外のことはやりたくない。前回の受診時も、こんな風に循環器クリニックの受診をぐすぐず延ばした挙げ句、整形外科の定期検診をうっかりしてしまった!
変な不整脈が増えていて、そのことを先生に訴えたいが、もしそれを改善する薬がないとしたら、つらい。そう思うと、ますます行きたくなくなる。こんな状況下で、最終的に宗教や民間医療に走ったりする人々も出てくるのだろう。
わたしは神秘主義者だから、もうこれ以上何かには走れない。宗教の先にまで走ってしまったのだ。神智学では、病気のときはまずよい医者を見つけてかかることを勧める。
その通りにしてきて、この世をいつ卒業できるのかは知らないが、あとはもうそれを待つばかり。一旦卒業できたとしても、どうせまたいずれ下りて来なくてはなるまい。あまり芳しくなかった今回のチャレンジだったようにも思う。
ところで、わたしにはKindleストアが蚤の市に見えてきた。その蚤の市では、アダルトとエンター系が大半を占める。素人のその系統のものも多いが、出版社がそうしたジャンルのものを中心にKindleストアに送り込んでくるからだろう。
先日読んだKindle本『本を殺したのは、無能編集者である』(赤羽建美著)に、彼らには良心というものがなく、儲けさえすればいいと考えているとあったが、有名出版社のアダルト シリーズがジャンルを構わず、のさばっているのを見ると、本当にそう思えてくる。「アダルト」というジャンルがちゃんとあるというのに。
子供だってKindleストアをのぞくことがあるだろうに、問題ではないだろうか。
神秘主義者として何より、人間の欲望を肥大させる方向へと社会のベクトルが向いているこのような傾向に、危機感を覚える。欲望は高級性質とは相容れない性質のもので、死後、人間がデヴァチャン(天国)に行こうとするとき、大いに邪魔をする。
浮かばれない人口(いや霊口というべきか)が増えすぎると、あの世のボランティアは困るのだ、ホント。
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