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2013年2月 3日 (日)

前の記事のそのまたまた続きです。神秘主義的メモ。

 消化を見守った火災の出火原因を知りたいと思っていましたが、事件性は見当たらず、仏壇周辺からの出火の可能性が極めて高いとのことです。

 これは個人的に聴いた、あくまで推測による場面の再現ですが、亡くなったかたは仏壇のロウソクをつけたまま入浴。あがってきたら火がひろがっていて、それを自分で消そうとしているうちに一酸化炭素中毒に陥り、残念な結果になってしまったのではないか――。

 亡くなったかたのご冥福をお祈りします。

 昔、母が亡くなったとき、通夜、葬式、法要と親類が集うたびに、仏壇のロウソクと線香は火事の原因になりやすいからくれぐれも気をつけるようにと、口を酸っぱくして注意されました。

 今回の火事の原因が仏壇のロウソクかもしれないと知り、ロウソクの火に限りませんが、火の元には本当に気をつけなくてはならないと改めて思いました。

 ここからは別の話題――神秘主義的な話題になりますが、『エレナ・レーリッヒの手紙』(田中恵美子訳)に、空間に色のついた点を見、色合いによって、それが何を暗示しているのかを知ると書かれています。わたしも同じ類の点を見ることがあるので、参考にしています。

 そして、火事の起きる前夜、わたしは黄色い大きな点(円といったほうがいいかもしれません)を見ました。金色の点を見ることはたびたびあり、金色の点は幸福感をもたらすのですが、それはどう見ても、明るく楽しげにきらめく金色には見えず、不吉な感じのする黒ずんだ黄色でした。

『エレナ・レーリッヒの手紙』を読むと、下記のような事が記されていました。

黄色の点は、危険の警告である。

 それで、何かが起きる不安を覚えたものの、修行が足りないわたしには、その危険が何を意味するのかは、危険が迫るまでわかりませんでした。

 今回わたしが見た黄色の点は、おそらく近所に起きる火事を警告するものだったのでしょう。大気にはそのとき既に緊張が漲っていて、神秘主義者の目にはそれが見えるのだと思います。

 郵政選挙の前に、空間に赤い点を見たことは前に書きました。エレナ・レーリッヒは赤い点については下記のように記しています。

赤い点は大気の中の大変な緊張を示し、その時、地震や嵐や革命さえも予期できる。

 わたしは赤い点が見えたとき、地震の前触れかと思いましたが、おそらくそれは革命を警告していたのです。小泉首相の郵政改革は日本にとって、改革などという生やさしい表現で済む度合いのものではなく、革命という言葉に匹敵する内容のものだったはずです。

 神秘主義者として成熟するということは、予期することのつらさに耐える力を養うことでもあるのではないでしょうか。わたしにはまだそのつらさに耐えうるだけの力が備わっていません。その力が充分に備わって初めて、あらかじめ知ることができる能力は深まるのかもしれません。

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