Kindle用、純文学小説『台風』の表紙絵。私的カテゴリに関する迷い。
なんか、Kindleに提出するお絵描きの宿題記録みたいになってきました。だって、お絵描きの1年生なんですもの、下手なりに見て貰いたい気持ちがあるんです! 花丸をつけて、とはいいませんが……。
パブー用の表紙絵とほぼ同じですが、一応1から作り直しました。パブーとKindleとでは、推奨画像サイズが違うのです。Kindleのはデカい! それで、パソコンに入っていたペイントでは作りにくくなり、フリーソフト「GIMP」をダウンロード・インストールしたというわけでした。ブログにアップしている画像は圧縮しています。
今回の表紙絵に使わせていただいた写真は、前にも紹介した下記のフリー素材サイトでお借りしたものです。
- BEIZ Graphics
http://www.beiz.jp/
表紙の下部に、本を購入する場合の参考になるよう、私的カテゴリを表示することにしたのですが、これに関していくつかの迷いが生じました。
例えば、「子どものための純文学コレクション」という表示には、その作品が純文学の手法で書かれたものだということ、大人のかたに読んでいただきたいのは勿論だが、特に子どものための配慮がなされたもの――ルビをふるなど――ということを含ませたつもりでした。
それも、出版者が好みで集めた……というムードを醸したかったので、コレクションとしましたが、シリーズ、叢書、あるいはセレクション、選集とすべきかで迷いました。
『台風』は純文学の手法で書いた、社会と心理の分析に重きを置いた作品なので、「社会&心理分析/純文学コレクション」というカテゴリにしました。くぎり符「/」という約ものをここで用いるかどうかでも迷い、校正の通信講座で使ったテキストを引っ張り出して考え込んだりしました。約ものの用いかたは難しいですね。
電子出版する予定の『地味な人』なども、当時社会的論議を呼び起こした事件を参考に、独自の観点から書いた作品で、社会意識の高い、心理描写に力を注いだフィクションですから、この「社会&心理分析/純文学コレクション」の1冊に加えることになるでしょう。
フリーのグラフィックソフト「GIMP」はありがたく使わせて貰っていますが、使いこなせるようになるには時間がかかりそうです。初めてパスを使って三角を作ってみました。それだけのことがわたしには難しかったので、夫にそういうと、「俺はパスで躓いて、インクスケープ放り投げたよ」といいました。
わたしだけが難しいと感じるわけではないんだと思いました。うまく使えるようになれば、いろいろな図形が書けて、世界が拡がる感じがするでしょうね。
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