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2013年1月28日 (月)

神秘主義的及び形而下的メモ

 Kindleダイレクト・パブリッシングへの登録は来月の10日以降13日くらいまでの間を予定している。英訳にチャレンジしてくれるという息子たちに作品を送り、表紙絵を作成したりしてるうちに、だいたいそれくらいになると思う。

 サビアン占星術的にも、その頃になると太陽が水瓶座の充実した域に入り、わたしの水星がサビアンの24度なので、その頃がいいのではないかと。わたしのホロスコープからは国際ビジネスに幸運な傾向が読みとれ、長年解釈に苦しんでいたが、海外での電子書籍販売は一応国際ビジネスといっていいのではないだろうか!

 ところで、アレクサンドリア木星王さんが、わたしが初めて出す本は記念すべき初版本となるとお手紙に書いてくださったが、占いをお願いしたとき、わたしは紙の本のことしか頭になかった。

 でも、電子書籍も本なのだから、Kindleダイレクト・パブリッシングから初めて出す本がそうでないとはいえない。尤も、パブーで既に出してはいるが、それらはワタクシ的にはあくまでお試し感覚だった。縦書き、ルビ入りの体裁でなくては、わたしの中の編集者が納得しないのだ。

 紙の本のことであれば、いつのことになるのか、わたしには想像もつかない。

 いずれにしても最初から目立って売れるということはないようだが、少しずつ世間の注目を集めることも期待できるとあり、記念すべき初版本となると書かれていた。

「児童文学というキーワードが今後のあなたの作家活動の中でひとつのきっかけとして未来への扉を開いてくれることになるでしょう」という言葉からすると、Kindleで最初に本にしたいと思っているのは『田中さんちにやってきてペガサス』だから、ぴったり当てはまるのだけれど。

『田中さんちにやってきたペガサス』には、わたしがこの世で体験した神秘主義的な学びを織り込んだ。神智学を教えていただいた田中先生に因んで主人公一家を田中という姓にしたのもそのためだった。

 前世、男性の修行者で高齢になってから死んだわたしは、子供の頃までその記憶があり(霊的な記憶である)、小学生の頃まで深夜ひとりで瞑想する習慣を持っていた。今ではすっかり堕落し、瞑想などやらなくなってしまったが、精神的・霊的な修行は平凡な主婦として生きる中で続けてきた。

 平凡な児童文学作品になったが、わたしはこの作品をミューズへの捧げ物として書いた。

 どれくらいの長い期間、店晒しになるのかわからないが、耐えよう。素人でも電子書籍という形で本を出すことができ、海外で販売することもできて、長く店晒しにしておいても構わないというシステムを天の恵みと思わなくてはならない。

 わたしは学生の頃からずっと木星王さんのファンだ。占い師というカテゴリーには収まりきれない神秘主義者だと思ってきた。

 世俗に合わせた生きかた(占い)もできる一方、高い知識を駆使した神秘主義者としての顔ものぞかせ得る人……旧約聖書から何気ない引用のできる人がこの日本に何人いるだろう?

  一通の占いの依頼の手紙の中でわたしはそのことを書いた。当たる当たらないといった世俗的利害を離れたところで、わたしは木星王さんに感謝し、敬愛している。

 夫の惹き起こした事件の発覚がそのあとでよかった。返信の手紙が支えとならなければ、わたしは夫を許せただろうか? 自分で遊んだ癖に、いつのまにか不能になり、精神的に汚れ果ててわたしの元に帰ってきた。

 わたしは妻として、限界の心理状態にありながらも、手当するように女としての力を使い、夫の不能を治した。わたしも一人の女にすぎないので、治せたという自尊心がなければ、結婚生活を続けられたかどうかはわからない。

 ナンにしても、互いに体をいたわり合い、協力し合って老後を乗り切るしかない状況にわたしたちはいる。難しいことではあるけれど、それこそがわたしがこの世でしなければならない宿題なのだろう。

「作家としての活動はあなたがこの先強く人生を生きぬいてゆく上の大きな精神的支えと喜びになるでしょう」と木星王さんからのお手紙は結ばれていた。

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