遅れているパンダの写真のアップ。運動会の季節。
「東京2012年」というカテゴリーまでつくったのだから、旅行の記事をちゃんと書いてしまおうと思っているのですが、創作に没頭していないときは雑用に追われるという風です。
そうこうしているうちに忘却してしまいそうなので、パンダの写真だけでも今週中には……と思っています。お急ぎのかた(?)は、拙ホームページ「バルザックの女弟子になりたい! 」のトップページをご覧ください。
この写真を撮影したのは娘で、全部で3枚あるうちの1枚です。
パンダに無関心だったわたしですが、実際にパンダを観、そして、のどかな後ろ姿に文字通り癒やされました。
ところで、初海外出張していた息子が先程帰国したようです。アムステルダム、フランクフルトはどうだったでしょうか?
今後も2年に1回くらいは海外出張に行かされそうなことをいっていたので、初海外の印象がよければいいな、と思います。
最近の大学生は理系、文系を問わず、よく自費で海外に行かされるようで、やりくりに大変な親御さんも多いようです。息子の通う大学はそんなことはなかったのですが。
むしろ、自費でなく行けそうな機会を息子は無視していたくらいで、しかし、その息子もついに外国に行かざるをえなかったと思うと、ちょっと可笑しくなってしまいます。
話はがらりと変わりますが、運動会の季節のようですね。
娘の勤務する書店でも、運動会で1番をとった子供がご褒美に本を買って貰ったり、同僚の男性が運動会で子供と走るために短期間のダイエットを試みたりしているそうです。
運動会で思い出すのが、母親たちと子供たちの意識のズレ。
子供たちが小学生の頃まで、わたしたち家族は福岡県にいて、転勤族の多く入居していたアパートで暮らしていました。
できたママ友はほとんどが同じアパートに住む、しかも夫が同じ流通業系に勤務する奥様がた。
地元の子供たちに比べると、転勤族の子供たちは揃いも揃ってひ弱で、箱入り風。また揃いも揃って(どの子も少なくとも子供の頃は)、色白で可愛らしい容貌だったのです。
こんな転勤族の子供たちは運動会では冴えず、そのもたもたぶりで、母親の気を揉ませました。
この母親たちがまた、揃いも揃って勝ち気揃い。
わたしはその頃既に病気でしたが、娘が幼稚園のとき、子供をおんぶしてリレーする競技で、鼻息も荒く走り、何人も抜いたのを――輝かしい記念として――記憶しています。その頃はウエスト55センチとスリムでしたが(尤もわたしはちびで、151センチしかありません)。
子供たちが小学校の低学年までは、親との競技があれこれあって、夫は運痴なので、わたしが頑張りました。ママ友たちも同様に、鼻息荒く奮闘していました。
しかし、母親が頑張れば頑張るほど、子供たちのもたもたぶりが運動場に映えました。
そんな運動会のあとで作った俳句を過去記事で紹介しましたが、そこからまた拾ってみます。
一念にもがいて駆くる運動会
こゑの中ほろと転んで運動会
あの靴が少し重きか運動会
吹き鳴らす笛師の胸に運動会
風吹くや薄日に了る運動会
運動会家路を辿る埃の子
今では、出勤のためにバス停まで鼻息荒く走ることで運動能力を育んだ娘。その娘に、横断歩道なんかでもたもたして急かされる最近の哀れなわたしです。
東京で、メトロやJRに乗るたび、階段を降りなければならず、狭い階段の右半分を駆け下りる人波にさらわれぬよう、左半分の人波に遅れぬよう(まるで人間雪崩!)、必死にならざるをえず、膝――特に左膝――がよく曲がらないわたしには試練でした。
正座には既にドクターストップがかかっているのですが、今週は整形外科の受診なので、階段で困ることの多くなった膝の件を改めて先生にご相談してみようと思います。
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