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2012年10月31日 (水)

政治家らしい安倍総理……いや違った安倍総裁の代表質問

 安倍総裁の代表質問をテレビで視聴した。

 安倍総裁が政治家そのものに見える。民主が政権を担当するようになる3年前はそんなことを思ったことはなかったから、如何に民主政権の政治が政治らしからぬものだったかがわかる。

 わたしは極力国会中継を視聴するようにしてきた。だから、民主政権が何をやってきたのか、よく知っているし、そのへんの柄の悪いおじさんが総理を気取っているような野田総理には決してだまされない。

 野田さん、あなた、辞めるって、約束したじゃない。早く辞めてよ。あなたには、政治は無理な芸当ってことです。

 地方交付税(国が地方公共団体に渡す資金)の交付が滞るなんて事態は異常すぎる。それすら、野党のせいにする野田。仮にそれが野党のせいだったとしても、その事態を招いた責任者は与党のトップであるあなただ。

 これに対して何もいわないマスコミの異常さはどうだろう! 安倍総裁のカツカレーには、あれほど騒いだマスコミ。この安倍総裁のカツカレー効果でCoCoカレーが潤ったそうだ。

 震災後の復興を担ったのが民主党ではなく、自民党だったとしたら、復興は適切な、温情に富むやりかたでスピーディーに進んでいたことだろう。

 自民党が復興に必要な提案を国会で精力的に行うとき、民主党はぽかんとしていた。自民党が震災直後からつくるように提案していた復興庁ができたのは、何しろ1年も後なのだ。

 民主党は復興予算を食い物にしてきたと、甘利氏はいっていたが、マスコミはそこに目をつける頭がないのか、よその国にのっとられているためかは知らないが(そんな話を聴くようになって久しい)、追及するのは安倍総裁が自分のお財布からお金を支払ったカツカレーのこと……(絶句)。

 ちなみに、安倍総裁は、カツカレー報道について、J-CASTニュース(2012年10月03日付)によると、フェイスブックで以下のように反論しているという。

2012年9月30日には、「3500円の豪華カレーを食べていた」とネット上で話題になっていた件について、「会場費込みの値段で参加した議員皆でワリカンしたものです」と事実関係を説明。この時は、騒動を報じた報道も踏まえた上で、「今や、インターネットでマスコミの発言も精査され、このカツカレー論争等 ジョークの対象となります。何れにせよ、カツカレーがゲンが良かったのも事実ですね」と受け流す余裕すらあった。

 リサーチしたところによると、これはニューオータニのレストラン「SATSUKI」のカレーらしい。ニューオータニへはJTBの東京ステイプランで2回娘と東京旅行したときに泊まり(凄くお得なプランだった)、朝食会場に「SATSUKI」も入っているので、前回泊まったときに行ったことがあった。

 ニューオータニは国会議事堂に近いが、あの辺りはお昼時になると、ビジネスマンで溢れるのだ。レストラン、食堂、コンビニはもとより、ニューオータニの土産物売り場(コンビニ風の一角を備えている)にも、食べられるものなら何でもいいといった人々が列をなして、老舗ホテルのイメージを壊していた。

 ニューオータニのレストランであれば、予約できるところが多いし、国会議事堂には近いので、そこをお昼時の決起集会の会場に選んだとしても何らセンスを疑われるようなものではないと思う。あのカレーには場所代が含まれているのだ。 

 自民党は原発で叩かれるが(特に昔からのエネルギー問題を肌で知らない、子育て中の団塊の子層に原発アレルギーが多いようだ)、エネルギー問題は決して単純ではない。

 いうまでもないことだが、エネルギー問題は日本だけの問題ではなく、世界的な問題で、中国が尖閣諸島関係に躍起になっているのも、このエネルギー問題が絡んでいるためだ。

 昔は、ダムに沈む村、炭鉱労働の悲惨、石油獲得のための戦争……などのイメージがエネルギー問題にはつきまとっていた。

 先進国が、そして先進国になろうと頑張った日本が原発に走ったのは、ある意味で、仕方のない流れだったと思う。

 エネルギー問題は、人間が毎日食べなければならない主食の問題に匹敵するもので、待ったなしの問題であるのが難しいところだ。エネルギーに常に飢えている人類が、原発にエネルギー問題解決の幻想を抱いたのも、無理からぬことだったのだ。

 危ない(と未曽有の震災ではっきりした)原発で40年、なんとかやってこられたのは自民党の長期政権下でのみ可能なことだった。民主党みたいな党であったなら、原発産業はとっくの昔に破綻していただろうが、それで果たして今のような日本が存在していただろうか。

 貧困にあえぐ後進国になっていたのではないだろうか。あるいはどこかの国にのっとられていたかもしれない。アメリカからも見離されて。

 エネルギー問題への対応は容易ではないが、政治理念に欠ける、すなわち長期的見通しができない民主政権には到底担えない。シェル石油採掘による環境破壊が早くも問題となってきた。ジョン・レノンの息子がそれを訴えていたような……。シェル石油採掘による地震誘発の危険度はどんなものなのか? 原発をとめるにしても、長い管理が必要だ。

 ああしかし、今日の国会を視聴した限りでは野田は相変わらずだ。この男は、何のためか、居座れるだけ居座るつもりだ。

 まさか、ブラック団体から支援して貰ったために、ブラック団体に約束のブツ(例えば外国人参政権とか)を渡さなければ、消される心配がある……なんて、ドラマみたいなことが裏側で起きているのではないだろうが。

 ところで、わたしは別に自民党の応援団の一員というわけではなく、フリーのバランス人。今は自民党しか見るべき党がないので、自民党寄りの記事を書いている。

 話は変わるが、2062年から来た未来人の予言(2010年11月から2011年7月までの間に2ちゃんねるオカルト板に書き込まれている)が面白い。

 津波や原発事故を警告するような書き込みや、政治についての書き込みもあり、わたしはSFとして読んでいるが、なかなか読ませるのだ。インドの躍進や2062年にはフリーメーソンは表で存在しているといった書き込み、わたしには興味深い。全ての病気を治せるなどという書き込みも、山中教授の研究が進めば、そうならないとはいえなくなった。

 これから忙しいので、今日は無理かもしれないが、面白い未来人さんの予言はクリップしておきたいところ。〔クリップしました。以下〕

 娘のパソコン購入で、パソコンが1台増えて3台になったため、無線ランにした。何だか操作が軽い。わたしのパソコンの寿命がこれでいくらかでも延びてくれたら、ありがたいのだけれど。春くらいまで持ってくれないかしら。

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