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2012年10月28日 (日)

東京 №5 パンダの後ろ姿 

 東京へ出かけたのが9月22日~24日でした。東京のことはもうほとんど忘れてしまいましたが、パンダのことは覚えています。娘が撮ってくれたパンダの写真は、パンダの愛されるゆえんをよく捉えているので、これだけは記事にしておかなくては。

 えっと、英語のレッスンを済ませた息子とホテルで待ち合わせて、ガーデンラウンジでお昼にしたところまでは書きました。そのあと、上野動物園に行きました。童話にしたい動物に出合えるかしら、と胸が高鳴りましたが、ほとんど興味のなかったのがパンダだったのです。

 愛媛県立とべ動物園でのホッキョクグマ、ピースの人工飼育の記録をテレビで観て、ホッキョクグマには興味がありましたが。 

 今回、時間がない中、たまたまクマのコースを辿ったみたいで、クマを沢山見ましたが、やはり黒いクマは怖く見え、あまり見たいと思いませんでした(見ましたけれど)。

 上野動物園に行く前に、3人で西郷さんの銅像に挨拶に行きました。息子はよく上野で友人たちと待ち合わせるそうで、歴史好きの息子は西郷さんの銅像に、まるで生きているお偉いさんのところへ連れて行くかのようでした。西郷さんに会って、嬉しそうな息子でした。

 わたしと娘もNHK「歴史秘話ヒストリア」で『のんびり犬と暮らしたい~上野のシンボル西郷さん 西南戦争への道~』を観ていたので、西郷さんに会うのも悪くはないなと思いました。 

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 わたしは幼稚園生のときに、上野動物園に来ていました。クマのように着ぶくれて写真に納まっているので、冬だったのでしょうね。父の船が横浜に入ったので、会いに来たのだと思います。泊まったのは赤坂のプリンスホテルだったように思いますが、そのプリンスホテル、閉館してしまいましたね。

 いよいよ動物園へ。

 ガラス張りのパンダの檻の前には行列ができていました。娘も息子もごく自然にそこへ並んだので、わたしも仕方なく並びました。フラッシュをたくといけないとの注意がありました。

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 ジャイアントパンダのリーリーは雄で、2005年8月16日生。シンシンは雌で、2005年7月3日生。2頭は同じ日の2011年2月21日に来園しています。あら、2月21日って、わたしの誕生日ではありませんか。

 娘がパンダを撮ってくれることになりました。

Panda_s

 これがパンダのリーリーです。白い毛は汚れて茶色い。「何、これ? これがパンダ? やだ、まるで人間みたいなムード。寝ているの?」と、わたしは息子にいいました。息子は驚いたように笑って、「ちょうど人間が机についてうたた寝しているみたいだね」と、いいました。パンダは、無造作に置かれた巨大なパンみたいにも見えました。

Panda

 かわゆい。パンダは後ろ姿が一番可愛いのですよ。

Panda_2

 背中を向けてうたた寝していたリーリーでしたが、これもリーリーかな? こちら向きになって動くこの姿はクマそのもの。

 ただ、おっとりとしたマイペースそうなところは特徴的で、それが何ともいえないムードを作り出しているのです。パンダの魅力を噛み締めているうちに、檻の前を通り過ぎてしまいました。

 パンダが癒しのシンボルとなったわけが、実物を見てわかりました。

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