循環器クリニック受診
季節柄、最近は喘息っぽくて、なんとなく息苦しいのは喘息のせいではないかと思う。それでなくとも病院、というより人の集まる場所へ行くと、香水、ポマード、タバコなどの匂いが刺激となって咳き込むことがよくある。
今日も待合室に座っているとき、隣のご婦人の匂い――樟脳みたいな――に敏感な喉が反応した。わたしはすぐに常時携帯しているマスクをはめると、クリニックを出た(幸い、名前を呼ばれるまでには時間がありそうだった)。
誰もいないところへ行き、存分に咳き込んだ。15分くらいして待合室に戻り、咳疲れから見事に眠りこけてしまった。
名を呼ばれた気がして立ち上がると、「起こしてごめんなさいね」と優しく笑いながら看護師さん。
診察中も半分寝ぼけていた。そのせいか、脈をとって貰うのはいつもと同じくらいの長さだったが(脈拍に異常があると長い)、先生の聴診がやけに長く感じられた。あまりに長いので、ドキドキしてきて息苦しくなり、ふいに唾を飲み込みたくなった(でも、ゴクッと飲み込むのは恥ずかしい)。診察中にこんなに緊張したのは、初めてだった。
それ以上続くと、息苦しくなって先生を押しのけたかもしれなかった。「うん、脈も、心臓も、異常なし!」と先生。なんだ、それじゃなぜ長々と? と不審に思ったとき、「フルタイドは足りてる?」と、深刻そうな顔つきでおっしゃった。
さすがだ、喘息の発作後だと先生にバレた……と思った。聴診が長かったのは、現時点でのわたしの喘息の症状がどの程度のものかを量っていらっしゃったためだろう。
「もう1個、出そうか?」と先生。わたしはフルタイドが増えるのは嫌だ。でも、これまでは大抵あとになって、先生のほうが正しいとわかることばかりだった。それでも、これ以上薬を増やしたくない気持ちから、「でも先生。フルタイドを使っていても、発作が出るときは出ますよね?」といってしまった。
「それでも、フルタイドを増やしたほうがいいよ」と、説得するように先生。
気管支拡張剤メプチンエアーを使うと頻脈のわたしは消耗が激しいので、吸入ステロイドで予防するに越したことはないとわかってはいるのだが……わたしは曖昧に笑ってごまかした。フルタイドの追加がなくてホッとする。なぜか、フルタイドが嫌いで、嫌いで。
いつもの心臓の薬を4種類(インデラル、ニコランタ、コロヘルサーRカプセル、一硝酸イソソルビド)に、めまいの薬を2種類(メリスロン、アデホスコーワ顆粒)、フルタイド200ディスカス1個、逆流性食道炎の薬(タケプロン)。
調剤薬局でも、薬剤師さんからいわれた。「この時期は、喘息が出やすいですからね。先生が心配していらっしゃいましたよ」と、少し怖いくらい真剣なお顔。ワガママな患者だ、わたしは。
出そうとされる薬を要らないなんていって、医師によっては、激怒されてしまうことすらあるというのに。
そのうち喘息で窒息死したとしても、自業自得だ。勿論それは嫌だから、1個で足りないと感じれば、すぐに貰いに行こう。
そういえば、時々お邪魔している同病のかたのブログのコメントに、心臓の薬の副作用で逆流性食道炎の起きることがあるとあった。同じ症状に苦しめられている同病者のブログからは、教わることが多い。
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