昨夜、息子とケルトの話
歴史や神話が好きな息子が今ケルトに関する本を読んでいて、それについて話しているうちに興味をそそられ、調べてみたくなった。以前から何となく興味はあったが、ケルト神話と関係が深いとされるドルイド教のことなどにはあまり興味がなく、調べてみたことがなかったのだ。
息子とは以前、インド神話と北欧神話の話題で盛り上がったこともあった。神話と先住民族とは切り離せない関係にある。
ところで、息子は高校生の頃から、インド神話に登場するナンディーが大好き。ナンディーはシヴァ神の乗り物とされる牝牛。ナンディーが好きという以前に、息子は子供の頃から牛や馬がとても好きで、わたしも乗馬体験を持ってからは馬が過剰なまでに好きになった。
息子はタロットはしないが、わたしの影響で、いくらか興味は持っている。
神秘主義に深く分け入ったわたしに比べ、息子は思想全般に関してだけではなく、あらゆる物事に関して、ほどよい距離感を保とうとしているようで、わたしもだからこそ、安心して息子と話せるところがある。娘もそう。
尤も、子供たちにはわたしのようには深く神秘主義に染まってほしくはなくて(わたし自身はどうしたってそうならざるをえないのだが)、そのように教育してきたところもある。
タロットの隠者は、息子の心の琴線に触れるらしい。わたしも隠者は好きだが、女教皇には大学時代から相当に興味をそそられていた。
タロットの女教皇はイエスの隠された花嫁、マグダラのマリアにまつわることと関係があると『マグダラのマリアと聖杯』(英知出版)を著したマーガレット・スターバートはいう。
先日のカレン・L・キング博士の発表と考え合わせるとまことに興味深いものがある。
黒い聖母伝承とマグダラのマリア、またソロモン王とシバの女王(エチオピアあるいはイエメンに存在したといわれるシバ王国の女王)のこと、黒関連から顔が黒かったインド神話のシヴァ神とドラヴィダ族のことなどを息子と話す。
……とりとめのない書きかたになった。
| 固定リンク
「文化・芸術」カテゴリの記事
- 日本色がない無残な東京オリンピック、芥川賞、医学界(またもや鹿先生のYouTube動画が削除対象に)。(2021.07.20)
- 芸術の都ウィーンで開催中の展覧会「ジャパン・アンリミテッド」の実態が白日の下に晒され、外務省が公認撤回(2019.11.07)
- あいちトリエンナーレと同系のイベント「ジャパン・アンリミテッド」。ツイッターからの訴えが国会議員、外務省を動かす。(2019.10.30)
- あいちトリエンナーレ「表現の不自由展」中止のその後 その17。同意企のイベントが、今度はオーストリアで。(2019.10.29)
- あいちトリエンナーレ「表現の不自由展」中止のその後 その16。閉幕と疑われる統一教会の関与、今度は広島で。(2019.10.25)
「息子関連」カテゴリの記事
- インテリジェンス溢れるプラハポスト紙の記事。息子がプラハで撮った写真。日本の方向転換なるか?(2020.04.10)
- 息子の帰省中に作った料理メモとお土産。大根おろしアート?(2018.06.30)
- モロッコ出身の女性**さんに会いたい(家庭創りに関する考察)(2018.01.06)
- 恵比寿様の格好で(アバター)。息子が帰省中。オリジナルパンケーキハウス。(2017.12.31)
- お土産のお菓子。鶏肉と野菜のごましょうゆ煮(『毎日の晩ごはん献立BEST800レシピ』主婦の友社、2013)。(2017.11.02)
「家庭での出来事」カテゴリの記事
- 久しぶりの電子ピアノごっこ(両手奏への手がかり)。ロスチャイルド夫人かその娘のために作曲された、ショパンのワルツ19番イ短調遺作。(2024.12.21)
- ピアニストのフジコ・ヘミングが4月21日、膵臓がんで亡くなった。92歳だった。(2024.05.03)
- 3回目で何とか「じゃがいもガレット」になりました(2024.04.03)
- 長引いたコロナ。舅の死(ある因縁話)。百貨店でオーラの話。(19日に加筆あり)(2024.03.18)
- ジェイコブ・ロスチャイルド氏が死去、87歳。風邪が長引きました。(2024.03.03)
「東京旅行2012年」カテゴリの記事
- 東京 №6 飛泉?(2013.01.06)
- 東京 №5 パンダの後ろ姿 (2012.10.28)
- 東京 №4 ガーデンラウンジからの素敵な眺め(2012.10.04)
- 東京 №3 海外旅行が二泊三日の東京旅行に……それで満足だったわが家的事情(2012.10.02)
- コーヒーメモ №3 トーキョーシティーブレンド(2012.09.27)