創作の現状と電子書籍の現実
仕上げる予定の2編の童話のうち、1編はまだノートに粗描、プロットが雑なかたちであるだけです。
そして、頭の中ではいろんな場面が光り輝いていて……全部拾い集められるかしら?
あっ、今、その一つから喚いたものがあります。よじれないはずの身をよじって。ハイハイ、もうすぐママがとり出してあげますからね。冷凍処理しちゃって、ごめんなさいね。
プチ取材をしてペットショップで観察したあの生き物なんかも、今にも転がり出てきそう!
ああ早く書きたい、書きたい、書きたい!
でも、まだだめなのです、小説を完全に仕上げるまでは。
梗概をこれから書くところ。3日で出来上がったと思ったら、それからが長かったのです。この作品は、形式自体が賞には馴染まないだろうけれど、ある微妙さを表現するためには、この形式が必要でした。
賞のためというより、落選後の電子書籍化を念頭に、仕上げたという感じです。
今の日本の文学賞が求めていない類のものを書こうとすれば、どうしたって、文学活動は孤独なものとならざるをえませんが、本来の文学活動はそんなものではないかという気がします。
といっても、この作品をミューズの秤にのせていただけたとしたら、どれくらいの重さがあるものなのか、わたしには見当もつきませんが。
わたしの電子書籍をお買い上げくださったのは、ブクログでよくコメントをくださるかたでした。
基幹ブログである当ブログの1日の訪問者は普段は250人くらいですが、一番多いときで2,000~3,000人というときがありましたし、この夏は高校生の読書感想文におすすめの本で500~800人くらいもお見えになりましたが(次第に普段の人数に落ち着きつつあります)、電子書籍を買ってくださる人はそこからも、他のブログからも1人も……(絶句)。
そういえば、長く放置状態にあったTwitterを少しの間再開していましたが、やめました。今回はアカウントも削除。
毎日数名ずつフォローしていき、フォローしてくださらない人のフォローをやめれば、毎日確実にフォロワーが増えました。
コミュニケーションを期待したら肩すかしを食ったりもするので、興味をひろげるためのフォローに徹し、ハッシュタグなどの活用も始めたら、自分らしいカラーのTwitterになってきて、ダイレクトメールなんかもいただくようになり、もうすぐフォロワー100人というあたりまできたのですが、またしても、ある限界を感じました。
校正の効かない自分のつぶやきが嫌になったのと、Twitterを広告塔にするのは難しいと感じたことから、Twitterに費やす時間がもったいなくなり、やめたのでした。そのうち、また別の意義を見出して、Twitterを始めることもあるかもしれませんけれどね。
ブログもTwitterも、素人が宣伝に使うには無理がありますわね。そこそこの知名度があってこそ、宣伝が推進力にもなるわけで。
現実は厳しいですけれど、名なしのごん子ですから、まあ、こんなものでしょう。以下は電子書籍の現在の状況。 ※現在は全て非公開です(2013年8月16日)。
- 児童文学:習作集 ‐ 1 卵の正体
2012年6月21日(無料)
41ダウンロード 閲覧数:343 - 児童文学:作品集 - 1 すみれ色の帽子
2012年7月12日(税込380円)
1ダウンロード 閲覧数:538 販売数:1 - •純文学:幻想短編集 - 1 杜若幻想・フーガ・牡丹
2012年7月13日(税込200円)
1ダウンロード 閲覧数:373 販売数:1
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