胸の苦しさに、スプレー1回。
これで17回使った。まだたっぷりあると思うと、嬉しい。
循環器クリニックを受診すると、何回使ったか、まだ残りはあるか、必ず訊かれるので、ブログを確認してから出かけることにしている。
一昨日、パソコンのやり過ぎからと思うが、めまい、頭痛、吐き気で、少し具合が悪かった。
昨日は時々しつこい咳も出て、何だか胸が苦しく、体が弱ったような感じがして、家事をしたくなかった。
夜の薬を飲んでも、症状が改善しなかった。
夕飯の後片付けもせず、ますますしつこい咳に悩まされ、胸の苦しさが――我慢ができないほどではないのだが――とれず、後片付けが気になりつつ、しんどいなという感じが強まった。
気管支拡張剤メプチンエアーを使うか、ミオコールスプレーを使うかで迷い、ミオコールスプレーを先に使って効かなければ、メプチンを使うことにした。
ミオコールスプレー(ニトロのスプレー)をわたしが先に使う理由は、「ニトロは狭心症にしか効かないから、狭心症の発作かどうかはニトロを使ってみるといいよ」と先生がおっしゃっていたことによる。
ニトロを使うと血圧が下がりすぎることがあるが、副作用はそれくらい。一方、「メプチンは頻脈患者にはあまりお薦めでない」と、これも先生がおっしゃっていた。喘息にはよく効くが、実際わたしはこれを使って、猛烈な動悸に見舞われ、それがなかなか止まらず、汗びっしょりになったことがあった。
咳はわたしの場合、喘息からも心臓からも起きるので、どちらから来たのか、わかりにくいところがあるのだ。亡くなった父方の祖母がやはり心臓性の止まりにくい咳をしていたことがあり、わたしの心臓から起きる咳はあれに瓜二つ。
ミオコールスプレーを使ったところ、とたんに気持ちがよくなった。こんなときは、血管に軽い攣縮が繰り返し起きていた可能性があると前に先生がおっしゃっていた。
一昨日からおかしかったので、めまいと心臓は関係があったのかもしれない。
強い胸痛とか圧迫感があればわかりやすいが、何となく苦しい感じが続くときも、早めにスプレーを使ってみたほうがよいようだ。
今は本当に呼吸が楽で、気持ちがいい。胸も軽くなった感じがするので、軽い圧迫感も続いていたのだろう。スプレーしてからは、咳も起きていない。
この手の不調は、春と秋に多いような気がする。大抵、めまいとセットになっている。
短編小説の手直しをずっとしていた。パソコンから離れたときは、童話のストーリーを頭のなかで繰り返し追っていた。わたしは作品を序破急で書くことが多いが、この童話では起承転結をとっている。
《転》に力が入りすぎて、カラーが違ってきてしまった。この部分を変えるかどうかで迷いがあったため、何度も頭の中でお話を転がしていたのだった。
とりあえず書いてみるしかない。この童話はメモ類以外には、まだ1字も実際に書いてみてはいないのだ。
小説が仕上がらないと、童話に集中できない気分なので。だが、もう1編の童話は仕上がっていて、校正を待っている。自分では、幼年童話を書いたつもりだが、そういえるものになっているのかどうか、自信がない。
真夜中だというのに、ニトロのスプレーを使って、すっかり元気になってしまった。今から夕飯のお皿を洗おう。
スプレーを使うまでは、少し動くだけでもしんどかったのにフシギ。ニトロのことを、冠攣縮性狭心症の患者さんはよく《魔法の薬》と呼んだりするようだけれど、ホントにそんな感じだ。
※皿洗いのあと、爆睡してしまった。ニトロを使うと、血圧の低下など招くため、こんなことが起きがち。午前中の薬を飲み忘れてお昼過ぎまで爆睡していたため、目覚めたとき、目の玉が飛び出そうな(あくまでイメージ)胸部の圧迫感があった。しかし、これは体を起こしただけでもいくらか改善、いつもの心臓の薬をすぐに服用して様子見。これで夜までいけるかどうかだ。
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