局地的外国語ブームとテレパシー
娘は、文通相手であるフィレンツェのミケーレさんからメールが来るたびに、歓迎しながらも「返事を書かなきゃ」とイタリア語の参考書、辞書を開いて、ジタバタしている。
ちなみにWikipediaによると、ミケーレは天使ミカエルに由来するイタリア語の男性名で、ミカエルはラテン語。
英語ではマイケル、ドイツ語ではミヒャエル、フランス語ではミシェル、スペイン・ポルトガル語ではミゲル、ロシア語ではミハイル、フィンランド語ではミカ。
何かこう、趣がずいぶん異なる。
息子は仕事の関係上、来年にはどうしてもベルギーに行って(本当は今秋行かなきゃならないところだそうだが、これは何としても回避したいそうで)、英語で発表しなくてはならないという。英語嫌いの息子が、テキストを買ったり、レッスンを受けることを考えたりしているくらいだから、よほど切羽詰まっているのだろう。
夫まで、定年後の新しい職場でたまに(単純なこととはいえ)英語で問い合わせなどあるそうで、慌てることがあるといい出した。
わたしも何かやるべきだろうか? そりゃテオソフィーの学習のことを考えれば、英語をやらなくちゃならないのだが、カタカナを英語で綴るのさえ、かったるい。
第一、大分弁さえ、習得できていないというのに。
そいどころか、生まれ育った土地の方言が、近頃、あやしうなってきてくさん。こいで、よかったかにゃ?
そういや、テレパシーではどうだっけ? 日本語のできない外国人の思いを受信したことはまだないから、正確なことはいえないが、テレパシーでは、思いがダイレクトに伝わるから、言語的不自由はない気がする。
そう、動物の思いをダイレクトに受信したときは、日本語の標準語に自動変換されていたから、テレパシーで思いを受信(あるいは交信)する場合は言語的不自由はないはずだ。
何匹もハムスターを飼ったから、一匹だけの思いを一回だけ受信したわけではない。ハムスターの死後の短い間を含む時間内で、豊富な内的交流を持った。
というと誤解されそうだが、日常的にハムスターと交信していたということではない。ある瞬間にハムスターの思いが伝わってきたということが、何匹も飼ううちに重なっていったということなのだ。
死者との交信が可能であった場合も、不自由はなかった(過去記事を参照)。ただ相手の思いは確認できても、こちらの思いがちゃんと伝わったのかの確証を得ることは難しい場合がある。相手に受信能力がなければ、一方通行に終わる。
相手が外国人であれ、動物であれ、死者であれ、その思いを神秘主義的に受信する場合は、自分に一番馴染みのある言語の形態をとって、その思いの持つムードと共に受信されるようだ。
彼の世では(まず間違いなく)、普通の彼の世の者たちが日常的(?)にやっていることだ。
今から外国語の習得に励むくらいなら、自身で神秘的主義的に習得したことを、神智学の本を参照しつつ、まとめて電子本にするほうが、後世のために(?)役立つかもしれない。
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