またミューズが降りてきた
最近、心から読みたいというより、研究のための読書ばかりしていたら、気持ちが荒んできたので、昨夜は研究から離れ、何となくディケンズ『荒涼館』を読んでいました。これが面白い!
すっかり元気になり、娘と深夜のお茶なんかしていたら、インスピレーションが。忘れないように一晩中かかってストーリーを書いて一息ついたところです。
長いものではありませんので、今日できたらプロットを作成し、今週中には無理でも、来週中には仕上げたいと思っています。長編児童文学作品『不思議な接着剤』に早く戻りたいのです。
今年中に書きたい純文学小説のモチーフもひらめきました。
話は変わりますが、息子と会社で同期の人のなかに一人やめた人がいます。やめた理由は、医者になりたくなったためだそうです。受験勉強の時間をとるために県庁を受験してパスしたまではよかったようですが、暇だと思った県庁の仕事が大変になり(震災の被害に遭った県の県庁だそうで。勿論受験したのは震災前)、こんなことなら会社をやめなければよかったといっていたとか。
志望は東大の医学部ですって! 東北大から東大の大学院へ進み、修士課程を卒業した人ですが、医学部となると学部が全然違うし、ブランクもあるし、卒業するときには相当年も食うだろうし……。
すごいねえ、と息子と話しました。「自分が小さかった気がするよ」と息子。わたしもそうです! 清く正しく美しく(?)作家志望を貫きたいと思いました。
息子は来月から会社を休んで少しの間、大学の研究室に籠もりますが、やはり会社のことが気になるようです。あと論文一本書けたら博士課程を卒業できそうということなので、頑張ってほしいものです。
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