瀕死の児童文学界 ③資本主義の末期的症状
児童文学界の名のある協会自ら賞をギャンブル化しているが如き実態に、ひびったわたしだが、社会的な視点から興味もわく。
資本主義の末期的症状のひとつだろう。
で、今日、2軒の出版社に電話をして訊いてみた。
儲けを考えると、娯楽系ということになるらしい。いろいろな作品のあるほうがいいという意見は、これまでに訊いた3軒の出版社に共通するものだった。
名前を教えてくださった編集者に送る作品を見直す作業には、まだ入っていない。
送る予定の作品では、売れる自信がないから。つまり、すぐに没になるのが落ちだと思うと、作業に入るのもつらい。
深夜のインスピレーションは、小品のためのもので、インスピレーションはミューズからお預かりしたものだから、作品を完成させなくては。
儲けられるとしたら、やはり『不思議な接着剤』で、これだと自信をもって持ち込めるのだが、完成までには、あと2年くらいかかるんじゃないかしら。
児童系の出版社を残らず取材させていただいて、児童文学の現在をきちんと調査、分析してみたい気もしている。
インテリヤ○ザの異名をとる編集者の○さん辺りが、乗ってくださらないだろうか? もう定年……ではないと思うが。
いずれにせよ、別のことをきちんとするには時間がかかるので、『接着剤』を仕上げるほうが先だと思えば、仕上がる頃には、また状況が変わっていることもありうる。
国会中継を観ていると、今後の日本がどう変わるのか、見当もつかない。
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