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2012年2月18日 (土)

わたしの頻脈

■ ご参考までに

ここでいう頻脈は、洞性頻脈です。

ナビ記事「治療中の疾患と服用中の薬について」において、洞性頻脈関連の記事をまとめていますので、その部分を抜粋しておきます。

洞性頻脈
1995年(37歳)、福岡県T市立病院にて、心エコー、心レントゲン、ホルター心電図で治療が必要なタイプの洞性頻脈と診断されました(洞性頻脈の多くは治療を必要としないようです)。
寝ても覚めても、一日中走り回っているような心電図といわれ、治療後の心レントゲンで、心臓が小さくなっているのが確認されました(正常なときは心臓が普通より小さなサイズと判明)。以来、ずっとインデラルで予防しています。

以下に、洞性頻脈のことを書いた記事を拾ってみました。

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昨日は一日中体調悪くて、久しぶりに、どうなることかと思いました。

何だか朦朧としていた時間帯もあり(眠かっただけかもしれませんが)、ニトロペンを使用したあとでは吐き気が起きました。

まだ若干圧迫感があり(残っているのか、新しく出たのか)、警戒していますが、昨日のようなことにはならないと思います。今日は買い物に出なくてはなりません。

脈拍が安定しないと、体は本当につらくなります。

わたしの場合、冠攣縮性狭心症の発作から体調が悪くなるというより、頻脈という異常が根本にあって、寝不足やストレスが重なると、いつもは薬で効いている抑えが効きにくくなります。

すると、体がとても弱った感じになります。そこへ冠攣縮性狭心症の発作なんかが起きると、ダメージが大きく、尾を引くという感じがしています。

寒冷その他の刺激により単純に発作が起きる場合は、ニトロペンの使用で比較的簡単に治まり、それほど尾を引きません。刺激が刺激を呼ぶみたいな感じで、まあ続けて起きることもありますが、この発作のみではわたしは弱ったという感じを持つことはあまりありません。

わたしの天敵はやはり頻脈です。これさえ根本になければ、ここまで日頃から体力がないはずはないとも思うのです。

冠攣縮性狭心症の患者さんたちのブログへお邪魔させていただくと、皆さん、発作による不便を抱えながらも、普通に仕事をしたり、遊んだり、お酒を飲んだり(これはどうも発作を誘発しがちのようですが)と普通になさっています。

ですから、わたしの体調記録を冠攣縮性狭心症患者の記録とは思わないでください。頻脈患者の記録と思っていただいたほうがよいと思います。冠攣縮性狭心症がメインの患者さんたちは、もっとお元気です。

洞性頻脈は一時的になら誰にでも起きるものなので、起こりかたの異常まで見逃されがちですが、程度の強いものが繰り返し起きる場合は、誰にでも起きる一時的な洞性頻脈とは別個のもので、治療を受けなければ間違いなく心不全になる危険な異常なのです。

三十代からわたしを弱らせ、生活の自由を完全に奪った悪魔はこの地味な顔つきをした頻脈です。わたしは、長年の頻脈との闘いに、ほとほと疲れてきました。

この地味な頻脈には、ペースメーカーは使えないのでしょうか。(追記:使えないようです。)

ペースメーカーについてはよく知らないのですが、器械で正常な心拍を維持することができれば、インデラルの服用が必要でなくなり、インデラルの服用が必要でなくなれば、冠攣縮性狭心症や喘息の発作も起きなくなる可能性があり(わたしの場合これらはインデラルの副作用ともいわれています)、問題がほぼ解決することになるのですが……。

先生にお尋ねしたいと思っています。この件とニトロのスプレーの件。

ただペースメーカーが使えるのであれば、薬がこんなに増える前に既に使っているはずだとも思うのです。徐脈性の患者さんとか、一部の頻脈性不整脈の患者さんみたいに。

わたしは平成7年に福岡県T市立病院のC先生を受診し、心エコー、心レントゲン、ホルター心電図により洞性頻脈と診断されました。一日中走り回っているような心電図だったそうです。
インデラル服用後、心レントゲンで、心臓が小さくなっているのを先生と一緒に確認しました。

頻脈による負担のために心臓が大きくなっていたのであって、その小さな心臓がわたし本来のサイズの心臓だとの説明を受けました。

わたしの心臓のサイズは、標準より小さいとのこと。インデラルはわたしの心臓の状態を改善してくれたのでした。

その後、慢性心不全があるといわれながらも、平成17年に今のクリニックに替わるまで、心臓はずっとインデラルのみでやってきました。

C先生以後T市立病院では、むしろ、エコー、血液検査、便に脂が出ている(といわれた)ことなどから慢性膵炎が疑われ、フォイパンその他でずっとその方面の治療に中心があったほどです。

慢性膵臓は現在は否定されており(日赤のE先生)、あれは何だったのかと思いますが、あの頃の血液検査の結果は今とは違い、痛風が疑われたり、痩せていたのに空腹時の中性脂肪値が600と馬鹿高くなるなど、変でした。

肝機能の異常が最初に出たのは、これより早い平成4年です。W医院で確認されたものですが、頻脈はその頃からあって(苦しくてたまらず、よき治療を求めて病院ジプシーになっていた頃の話です)、ヘルベッサーが処方されましたが、頻脈は改善されず、血圧が馬鹿高くなったりしました。

その前のT社会保険病院ではテノーミンが処方されましたが、脈拍・血圧共に安定しませんでした。テノーミンはインデラルと同系統の薬のはずですが、わたしには少なくともその時点では合いませんでした。脈拍数は抑えられましたが、安定性を欠くといった印象でした。

これまでの病歴(他にもあります)からすると、体が疲れる原因が頻脈以外にも潜在していないとは限りません。

比較的最近大学病院で受けたホルモン検査の結果も、変でしたしね。ホルモン全体が何かに引っ張られているそうで。その何かを特定するのは内分泌科では無理だといわれました。

いやはや、またしても愚痴の繰り返しになった次第。同じ回想を過去記事でも繰り返してきました。申し訳ありません。

この数日で体がすっかり疲れてしまいましたが、心臓はどうにか元気を回復しつつあるようです。わたしの心臓、大したものですわ。

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