初創作は幼年童話でいってみよう
初創作は、幼年童話でいってみようかしら。
小学5・6年向きの作品は、書くコツがつかめたが、それより小さい子向きの作品に関しては、書こうとすると緊張のあまり脳味噌がフリーズする。
三が日過ぎたら、すぐに小学5・6年以上を対象としたい児童文学作品Fにいこうと思っていたが、昨日体調不良から横になっていたときに、いくつか小さい子にどうだろうと思うようなストーリーが夢とも空想ともつかない感じで浮かび、書いてみたくなった。
F以外のもので、書きかけている《たまご》のお話は締め切りが後なので、こちらを先に。
二つの賞を考えて、先に……と思っているわけなのだが、応募できる作品に仕上がるかどうかはわからない。
一つは4〜6歳対象で10枚。もう一つは幼児から小学1〜2年が対象で15枚だ。
わたしは幼年童話も、小学低学年向きの童話も、小学中学年向きの童話も、全部書けるようになりたいのだ。
一流作家の手になるこの種のものを多く読んで勉強し、研究することが必要だろうが、何より書く練習を、「道場」への投稿などのような書く練習のためだけの投稿以外にも、なるべく沢山するよう心がけたい(お金のない身としては、賞の応募に結びつけない練習のためだけの贅沢な書きかたというのは限定される。この表現は、あくまでわたしの特殊事情から来たものとご理解いただきたい)。
最初は小学高学年向きの作品でさえ、脳味噌がフリーズしてだめだったところを、無理に書くようにしてだんだん慣れ、書けるようになってきた。同じやりかたをとりたい。
書けるかしら、それとも投げ出すかな? 何だかわくわくする。
定年退職後、ポリテクに通っている夫は、今日ハローワークに行き、また一つ応募した。これは狭き門だから、あまり期待はできないが、応募しなくては始まらない。
夫婦で応募生活を送るようになるとは思わなかった。しかし、年末年始で中断していた創作を再開すると、気持ちが明るく前向きになるのが不思議だ。書いてないと、それこそ底なしに不安感や恐怖心を募らせて落ち込むのに。
仮に、新しいタイプの創作へのチャレンジで脳味噌がフリーズしたとしても、わたしはわたしの創作力に対する絶対的な信頼と自信がある。
これは自負からきたものだけではなく、複数の専門家から「とっくにプロになっていてもおかしくない」といわれた、いわば実績(?)から来ているものでもあるのだ(勿論、児童文学に関しては初心者だから、そういわれたことはない。別のジャンルでの話)。
書いてさえいると、それがこの世的なメリットを生もうが生むまいが、もうどうでもよくなって、幸福感でいっぱいになる。
8日は夫も、書店勤務の娘も休みなので、祐徳稲荷神社に行くつもり。
この初詣は、童話のための取材も兼ねている。15枚の童話が書けるかもしれないと思う根拠は、ここにある。わたしはどこかへ出かけると、必ずといっていいように産気づき、卵いや作品をうんでしまうわけなのだ。逆にうまないと苦しくて、下手をすると、それが肉体的な不調につながることすらあるほどだ。
そういえば、非公開設定にしていた2作品を再公開したら、検索ワードにそれらの作品名を打ち込んで、複数回お見えになるかたがチラホラ。読んでいただけているのかもしれない。
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