書きたい記事が溜まっています
このところ、15枚の小学校1~2年生対象の童話と童謡の創作にかかりっきりだったので、書きたい記事が溜まっています。
②まで書いて放置状態にある、祐徳稲荷神社を創建した萬子媛の記事。実は、神社を訪れたときに、ある内的な体験があったので、記録の意味からも書いておきたいと思っています。過去に書いた萬子媛に関するエッセー『萬子媛抄』も。
熊沢正子著『ちゃりんこ族はいそがない』他続編を、今日図書館で借りる予定だったのですが、どれもあったものの書庫入りしていて、書庫は早く閉ってしまうため、明日になります。
図書館から借りた上の「イギリス女流児童文学作家の系譜」シリーズがすばらしいので、感想を書いておきたいのですが、これもきちんとしたものを書くには時間がかかりそう。大事だと思う箇所を抜き書きするくらいのことしか、できないかもしれません。
イギリスは児童文学のメッカで、特に女性作家の活躍が目立ちます。イギリスにおける児童文学の歴史及び女性作家について、また彼女たちの創作の秘密について知りたいと思っていたわたしには、そうした好奇心を満たしてくれる絶好の書でした。
以下のリンドグレーンの短編童話集は、物語性がさほど強くなく、子供をスケッチした風の作品集となっています。リンドグレーンの観察眼の鋭さ、濃やかさには改めて感心させられました。これも、感想を書くというよりは、おっと思った箇所を抜き書きしておきたいですね。
今後の創作プランも練り直さなくてはなりません。応募作品を仕上げるごとに、新たに今の児童文学界の現状の一端が見えてくるという感じで、児童文学の賞は沢山あれど、エンター系の作品ばかりが受賞しているように思えます。
純文系の児童文学作品を書いていきたいわたしとしては、そうした賞に応募する意味があるのかさえ、わからなくなってきますが、まあそれはそれとして、如何に自身の作風を守りながら応募していくかの試行錯誤はしばらくは続きそうです。何せ、お金がないので、賞狙いするしか、本を出せる道が見つかりません。
ただ、もう昨年の話になりますが、ピリピリした気分でいたわたしが「鬼が島通信」に出合ったとき、何だか嬉しい気持ちになりました。それで、ここの『鬼の創作道場』に投稿してみようと思ったのでした。投稿作品は全て批評していただけるようです。
今回のテーマは「たまご」。卵料理の材料は3編ぶん揃いました。自由課題を含めて、投稿できるのは2編までです。できれば課題と自由を1編ずつと思っているのですが、書いてみなくてはわかりません。
1編書きかけたところで、前掲の童話と童謡の創作に入ってしまったのでした。それら応募作品を書いている間にずいぶん幼年童話について勉強したので、作りかけて放置していた卵料理が今は何だか中途半端な書き出しに思えます。
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