春眠暁を……ん?/Xmasにおすすめの本
春眠暁を……とつぶやきかけて、ハッとする。
今は一応冬。
なのに、今日は異常に眠かった。床にのめり込みそうな眠気。
昼間は、血圧が相当に低くなっていたのではないだろうか。
心臓が力不足な感じで、貧血(には一度もなったことがないが)みたいな感じで、そのまま意識が遠のくというか、眠気の大波に攫われそうになるというか、精神力だけでは対抗できないほどだった。
昼間変に温かかったりすると、こんな風になりがちだ。
その代わり……というと変だが、右の五十肩がガチガチで水平方向までしか上がらなかったのが、ふいに、斜め上まで上がるようになったのだ。
五十肩にはこんな劇的なドラマが起こり得る。嬉しい。凄く不自由だったから。
一回きりの体験講習で馬に乗ったとき、レッスンの一つに、左手だけで手綱を持ち、上体を捻って後ろを向き、右手を伸ばして馬のお尻に触るというものがあったのだが、右の五十肩でガチガチガチだったため、指先で触れるのが精一杯だった。
怖がっていると思われたようだったが、右手が不自由なのに申告なしで乗っていることがバレるよりはましだった。今であれば、お尻に触るくらいのことはできたに違いない。
そのあとのレッスンは、馬を軽く走らせ(勿論インストラクターがひき馬してくれている)、馬上で自分のお尻を上げ下げするもので、急に上手くなったと褒められた。
2人いるインストラクターが途中で交替して、指導がよくなったということもあっただろうが、一番の理由は、股関節が幸い五十股(?)ではなかったということにあった。
ああジャスくん、今は老いたとはいえ、サラブレッドに生まれついた元レース馬だった君の美しいお尻に、馬上でしっかり触りたかったよ!
馬……馬のことが忘れられない。NHKドラマ『坂の上の雲』はなかなか豪華な、丁寧な作りで、面白いが、前回は戦闘シーンで出て来る馬ばかり観ていた。馬のことばかりいって、娘に呆れられた。
児童文学作品Pを書いたときに、馬のことを執拗なまでに調べたので、かなり詳しくなった。あれは別に、馬物語というわけではなかったが。
児童文学作品Yは、体調不良や雑用で、まだプロットの段階だが、「つばさ」狙いでなければ、急ぐ必要はない。よいものを仕上げるのが肝心だ。
ところで、日本の児童文学は今、お手軽な魔女ものばかりでうんざりする(などと放言すれば、顰蹙を買うだろうか?)。
魔女の起源というか、成立過程を織り込んだ子供のための歴史物を書いてみたい気がする。『不思議な接着剤』とかぶるかもしれないが、作品のスタイルが異なる。
わたしは魔女の起源こそ、真のキリスト教徒たちだったマグダラのマリアの一派だと考えている。何て歪められてしまったことか! これについては、賞ねらいの都合上、所々非公開にしてしまっているが、Notes:不思議な接着剤を参照されたい。
そういえば、クリスマスに読みたい本を探して当ブログにお見えの方が増えた。別個に記事にするつもりだけれど(⇒こちら)、忘れるといけないから、携帯からメモしておこう。
○絵本=ポール・フランソワ『ゆきのひのおくりもの』(パロル舎)
○小学4・5年以上におすすめ=L・M・ボストン『グリーン・ノウの子どもたち』(評論社)
○岩波文庫に収録されているが、わたしは子供のときに児童文学全集で読んだ。大人・子供どちらにもよいきよらかな作品=シュティフター『水晶』(岩波文庫)
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