夢見心地にさせてくれる、『おとぎ話の幻想挿絵』(解説・監修=海野弘、パイ インターナショナル)
うっとりとさせられる、イラスト選集です。
昔、夫がアーサー・ラッカムとかカイ・ニールセンといった、細密画やクリムトを連想させる画家たちの挿絵集を何冊か見せてくれて、ため息が出たものですが、ジュンク堂書店のワゴンに、前掲のイラスト選集がありました。
夫に話すと、夫も見に行き、ふたり共魅せられて購入することに。わたしたちが自分たちに贈るクリスマスプレゼントになりました。
画家は、アーサー・ラッカム、エドマンド・デュラック、カイ・ニールセン、ウォルター・クレイン、ハリー・クラーク、アラステア、ジョン・オースティン。
夫の持っている挿絵集に比べると、いくらか紙質、色合いの鮮明さという点で劣るような気がしますが、2,800円+税といった安価で、これだけ豪華な挿絵を沢山見られるなんて、贅沢な話です。
選ばれた挿絵のすばらしさもさることながら、解説もしっかりしていて、イラストレーションの歴史や、外国語音痴にはどんなお話につけられた挿絵なのかもわからなかったのがよくわかり、二重、三重の悦びの波に見舞われました!
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