虎模様の卵から鬼の子が……!
購読を希望していた「鬼ヶ島通信」が届きました。虎模様の卵からうまれてくる鬼の子の表紙絵には、インパクトがあります。
購読会員は「鬼の創作道場」に作品の応募ができ、優れた作品は掲載、全作品に選考委員による誌上講評が行われるようです。
年2回発行で、前回の締め切りは9月30日となっています。自由部門と課題部門があり、応募作品は1人2点まで。自由部門の文字数は2000字~12000字以内。課題部門はこのとき、幼年童話でテーマは「かぎ」(タイトルは自由)、文字数は8000字以内となっています。
よい機会なので、次回の締め切り日までに自由部門と課題部門に出せるような作品を仕上げて応募したいと考えています。
うーん、書けるかしら?
テーマがあると、俄然チャレンジしたくなりますが、次回も課題が幼年童話だとすると、書いたことがないので、わたしの場合、作品になるかどうかのレベルでしょうね。
このところ、賞狙い生活の弊害が早くも出ていて、賞とは関係のないところで純粋に創作に打ち込んでいるつもりでも、ギャンブラーめいた精神の起伏に悩まされています。
作品を完成させたときの天にものぼる高揚感が1日経つと――まだ応募したばかりで結果もわからないうちから――、ひどい落ち込みに転じるのです。
前回、純文学で賞狙いしていたときはなぜか(あまり根拠のない)絶対的な自信にみち、落選の結果がわかっても容易には信じられなかったものですが、今回は、何にせよ、ひたすら落ち込むのです。
作品のために徹夜したりして体力を消耗し、それが精神状態に反映するだけなのかもしれませんが……(お金がないので、病気にはなれないわ。といっても既に病気ではあるけれど)。
小学校高学年から中学生を読者対象にした歴史物は、まだプロットの段階……というより、数日雑事に振り回され、パソコンの前に座ることができませんでした。本日も午後から来客あり。
創作道場に応募するかどうかは別として、台風被害体験をもとにした童話(あのときは本当に風がまるで……この先は企業秘密? なので、書けません)を書いてみたい。建物を主人公とした童話も、いずれ……。
大人のものでも、書きたい小説があるし、書きたいものだらけです。
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