絵本のために
古代を舞台とした児童文学作品Yを「つばさ賞」に応募するつもりでしたが、それはもう間に合わないと思います。まだ本格的に着手さえしていません。
この初動の遅れ(?)は、実は意図的であります。
体調の話になりますが、前回、11月2日に循環器クリニックを受診したときには絶不調を抜けきっておらず、夏に血液検査を受けたばかりだというのに、また受けるようにいわれてしまいました。絶不調の原因を探るためでしょう。
ワタクシ的には、絶不調の原因が創作にありそうな感触でしたが、本当にそうかどうかは、それから離れてみないとわかりません。そのため、このひと月というもの、意識的に体を休めるようにしていたのですね。
それに、お金のない現在、血液検査の値が悪く出たりしたら大変ですからね。原因を突き止めることができ、血液検査の数値もよくすることができれば一石二鳥だと考えました。本当は、「つばさ」には応募しておきたかったのですけれど……。
児童文学作品Pを書いていたときは、昼も夜もありませんでした。文字通り寝食忘れて執筆していたところ、足や手やまぶたなんかが異様に腫れてきて、胸は苦しくなり、血痰は出るわ、おしっこも満足に出なくなるという事態を招きました。
そんな過激な症状をニトロと自己に課した数日間の絶対安静(というとオーバーで、要するに、最小限の家事をするだけで寝ていただけですが)で乗り切りました。その一応の回復に漕ぎつけた時点での前回の受診でした。先生には体調が悪かったときのことをお話しし、それで血液検査、となったわけでした。受診後のひと月体を休めてみると、あの絶不調が嘘みたいです。
やはり、あの絶不調はオーバーワークが心臓の過労を招いた、その結果だったのではないかと考えています。すっかり回復した今では、血液検査など必要ないと思うのですが、月曜日に受診した際には先生の指示通り、受けなくてはならないでしょう。尤も、先生のほうも、わたしの症状が創作によるオーバーワークによるものだと見当をつけていらしたのではないかしら。そんな表情でしたもの。
月曜日の血液検査には、前日から気をつけて万全の体勢で臨むつもりなので(夕飯を軽めに済ませ、睡眠を充分にとるだけですが)、先生には年末に立派な成績表を渡してあげられると思います。というのも、先生には患者の血液検査の結果を自分の成績表と思っていらっしゃるような節がおありなのです。あちこち数値が悪かったときなんか、捨てたみたいにテーブルに放り出されていたときすら、ありましたっけ。
そして、月曜日の採血が終われば、創作にまっしぐらです! また同じ状態に陥っても、ひと月も大事をとればすっかり回復することがわかりましたから、飛ばせるだけ飛ばします。だから、もしかしたら「つばさ」に間に合わないとも限りません。ただ、応募を焦るあまりの粗い作品にはしたくないので、賞にはあまり拘らずに、作品のことだけを考えて書きたいと思います。
月曜日までには間があるので、絵本にしたいお話にチャレンジしてみようと思いました。初チャレンジなので、難しいと感じます。まずはお試し、という感じかな。
お話としても、詩としても読めるような、わかりやすい、リズム感のある文章力が必要でしょう。原稿用紙10枚というのは、長いような短いような……。今日はともかく、イメージを膨らませるだけ膨らませてみました。
しかし、いざこれを形にするとなると、まず、自分のなかに絵が完成されていなくてはならず、それを背後で支える沢山の知識が要ります。
この資料集めが案外面倒くさい。いざ始めると楽しいのですが、この過程は如何にもお仕事という感じで億劫感を誘います。しかし、資料の裏づけなしでは、ぼんやりとした、下手をすると間違ったことを書いて読者に被害を及ぼします。例えば、擬人化するにしても、動物を出す場合であれば、その動物のことをよく知っておかなくてはなりません。
ストーリーと骨組みができたら、実際に執筆を開始。ストーリーに沿って、骨組みにイマジネーションで肉づけしていき、さらには完成度を高めるために、言葉で陰影(リズム)をつけていく緻密な作業が必要でしょう。できるかしらね?
とりあえずは、日曜日までに1編、仕上げる予定。「鬼ヶ島」が届いたら、創作道場に応募するための童話も書いてみたいので、それをいつまでに完成させるのか、スケジュールの調整が要ります。
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