娘は女友達の結婚披露宴へ
今日になったら、腰の痛みが軽くなり、パソコンの前に座って書くことができるようになりました(この記事は携帯からですが)。
ただそれだけのことが、何か贅沢なことみたいに嬉しいなんて!
腰痛がひどかった間は、例の一個目のたまごのお話を寝ながら考えたりしていましたが、パソコンの前の椅子に座って、きちんとした文章にしてみたくてたまりませんでした。
寝ながら考えていたように、語り手を第三者から登場人物の一人に替えてみました。やっぱり、このお話にはそのほうが合うみたいです。
話は変わりますが、連休中の娘は、大学時代の女友達の結婚披露宴に出席するため、小倉へ出かけました。
早起きして美容院へセットして貰いに行き、ドレスなのですが、着物にも合いそうな、高く結い上げた複雑な髪型になって帰宅しました。
久しぶりの華やいだ招待、友人達との再会に娘はウキウキしているようで、いつもより念入りのメイク。それを横で見ていたら、わたしも何かしなければという気分になり、ついリップクリームを厚塗りしてしまいました。
ポリテクが休日の夫が、車で娘を小倉まで送って行くと出たまではよかったものの、ナビで到着時間を訊くと間に合いそうになかったといい、娘は結局電車を使うはめに。
娘の女友達は、中・高校時代からの友達を含めても、結婚した人は少ないです。
今日結婚式を挙げる友達は市立大の法学部から国立大の法科院に進みましたが、法律関係ではなく、税関係の仕事に就きました。職場結婚。
その友達ともう一人と娘の三人が、同じ法学部の仲良しでした。もう一人と娘が招かれたわけですが、どちらもまだ結婚する気配がないので、誰かよさそうな人がいたら見逃さないようにね……といってみました。
そういえば、「姉貴を、あまりにも大事に大事に育てすぎた」と息子から叱られたことがあります。
学校の先生からも純粋培養したみたいだといわれたり、また、よく、お嬢様という感じだ、なんていわれるのですが、そういわれても、うちは何も買ってあげられず、花嫁修業などさせたくてもさせてあげられない貧乏暮らしで、学校はずっと男女共学だし、アパートで独り暮らしの経験もあるのだし、娘にお嬢様っぽいところがあるのだとすれば、それはわたしの育て方というより、本人の特性なのではないかと思うのです。
電車の中から娘がメールしてきました。東京の息子(娘にとっては弟)にメールをしたら、息子も今日、友人の結婚披露宴に出るそうで、神戸に行くと返信が来たとか。
息子はやたらと結婚披露宴に出ています。高校・大学・マスター時代の友達、会社の友達……と、息子の周囲では華やいだ男が多いようなのです。
結婚する男女は減ったのかと思っていましたが、環境によっても違うのでしょう。
娘の友人達は小泉不況で就職の冷え込んだ年に就活し、特に女性に厳しい状況だったため、娘を含めて、契約、薄給、少ない休み……といった不安定な立場に置かれた人が多く、結婚以前に恋愛をする環境がととのわないようです。
息子の友人達はきちんと就職できた人がほとんどで、マスターまで行った友人達には育った家庭が裕福な人も多いため、結婚しやすい環境にあるのでしょう。
姉の心配をしたり、結婚披露宴で忙しげな息子はどうかと訊けば、ドクター出なきゃならない不安定な状況下では、まだ結婚できないといいます。食べさせて貰うという手もあるでしょうけれどね。
さあ、食べさせて貰ってきたわたしは、食べさせられるようになるために作家にならねば。
でも、児童文学で食べていくというのは難しいようですよ。裕福な奥様方が本を出したり、作家をしているというケースが結構あるようです。
それでもわたしは書きますし、よい作品が書けるようになって、作家になりたいと思っています。昨夜、バルザックを読んで、元気になりました。バルザックは、わたしには、ポパイのほうれん草に匹敵するみたいです。
ところで、いつも娘とふたりで占領している炬燵に夫が来て、猫のように大人しくしています。本を読んでいるようです。あら、大欠伸したわ。
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