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2011年9月12日 (月)

児童文学作品P 3)馬に乗ってみることにしました

 児童文学作品に伝説上のある動物を借りてくるのですが、その動物は馬に似ているので(というと、ユニコーンか、ギリシア神話のペガサスですわね。文学賞に応募の予定なので、これ以上はいえませんが)、馬に乗ってみることにしました。

 その動物を描写するには、馬の写真や動画を見るだけでは心許ないのです。まだ8枚しか書いていませんが、これはミューズからの借り物だとしか思えない、よいものに仕上がる予感があるだけに(仕上がるまでは苦しむでしょうし、賞狙いによいかどうかは別問題)、とにかく馬に接してみることにしました。

 現実に接することが創作にとっていいとは限らず、どうかすると、空想を萎ませる原因となることもありますから、微妙ではありますが、やはりここは体験してみるほうに賭けることにしました。

 元々動物は大好きなので、これが病みつきになったらどうしましょう? それとも、1度で懲りるでしょうか。

 乗馬体験1回コースを予約したのは木曜日で、明日から1週間連休の娘のレッスンも予約しました。娘の連休中、映画にも行くと思います。サンクタム。フランス・イタリアに行くはずが、こうなってしまいましたが、過日仕上げた短編小説と、今書いている児童文学作品は、たぶん旅行に出かけていたら、書かなかったでしょう。

 そう思えば、それほど惜しくはありません。短編を書き上げるときに、ある確かな手法を掴んだ気がするのですね。どうしても手に入れたい手法でした。お金で買うことはできず、長い間書いていても、それまでのわたしには手に入らなかった手法……あるコツのようなもの、といったほうがいいかもしれません。

 外国へは、行けるようになったときに行けばいいのですから。『不思議な接着剤』を仕上げるべきときが来たら、行けそうな気がしています。

 夫は乗馬クラブまで車で連れて行くのはいいけれど、馬には乗らないといいます。あとで乗りたくなっても、予約がないと乗れないと思うわよ、といってみても、ノン。わたしは今は病気でできないだけで、元々スポーツ好き。夫はスポーツはどちらかというと嫌いなほうです。学生の頃に剣道はやっていたみたいですが、わざわざ汗をかいたり、きつい思いをしたいという人間の気持ちがわからないとか。

 わたしはむしろ、馬が目の前にいるのに、乗ってみたいと思わない人間のいることのほうが不思議ですが、もしその気になったときはまた行けばいいですしね(夫は嫌だといっておきながら、あとになってぐちぐちいうことがあるので、ついしつこく確かめる癖がついてしまいました)。

 手袋(軍手可)、長ズボン、靴下、袖付きシャツという恰好に、ブーツ、ヘルメット、ボディプロテクターはレンタルできるそうです。

 乗馬レッスン費用に、保険費用、レンタル費込みで、地域割引が利き、 一人2,300円。レッスン時間は1時間30分で、そのうち騎乗時間は30分です。30分といっても、初体験では長く感じるのかもしれません。見学は自由にできるそうです。夫の席も作っていただけるそうで。

 そろそろ作品に神話から借りてきた動物を出さなくてはなりません。うわぁ、興奮しちゃう! 今日中にノルマの5枚は書きたいと思っています。

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